その1 

姉ちゃんが仕事で東京に1週間ほど来ていて、
自営業なもんだから経費削減のために俺の部屋に泊まってた。
会うのは5年ぶりぐらいなんだけど、
化粧してちゃんとした服装してたってこともあるけど
メッチャ綺麗になっててビビったw
仕事の取引はうまく行ったようで、
東京最後の夜には祝いをかねて近所の居酒屋で飲んだんだけど
姉ちゃんは上機嫌でやたらと飲んでた。
姉ちゃんは泥酔はしてなかったけど足許がフラフラしていて、
近所だからタクシー使わず徒歩で帰ったけど、
抱きかかて歩くと姉とはいえ女の体だからムラムラするのな。

ろれつも回ってないししゃべり方も甘えたような声を出すし、
はっきり言って酔った姉ちゃんはかなり可愛かった。
どうにか連れ帰ったら床に寝転がって動こうとしないから
抱きかかえてベッドまで運んで、着替えさせるために服を脱がせたんだけど
ブラウスのボタン外して、スカートを脱がせたらかなりドキドキして、
パンストも脱がせて下着姿にしたらもう我慢できなくなって
パンツを脱がせておまんこを舐めた。

姉ちゃんは足をバタバタさせて抵抗してたけど、
構わず舐めてたら感じ始めた。
濡れてきたから指を入れて、中をかき回しながらクリを舐めたら本格的にアンアン感じ始めて
その声を聞いたら入れたくなってきたからズボンを脱いだ。姉ちゃんは
「それはダメ!」
って言って逃げようとしたけど、押さえつけて無理矢理入れた。
しばらく彼女がいなくてセックスは久しぶりだし、興奮してるからメッチャ気持ち良かった。
入れて腰を動かしてたら
姉「ゴム付けてないでしょ? 生はダメ」
俺「じゃあゴム付けたら入れて良いん?」
姉「付けてもダメ」
俺「じゃあこのままやる」って言って腰を動かしたら
姉「ゴム付けたら入れて良いから!お願いゴムを付けて」

ゴムはベッド下のカゴに入れてあるので、
ピストンしながら手探りで見つけて、
封を破ってゴムを取り出して抜いてすぐかぶせてまたすぐ入れた。
逃げられないように手早くやったけど、
姉ちゃんは観念したのか、逃げるそぶりも見せずにゴムを付けて
おまんこに入れる所をじっと見てた。

ゆっくり出し入れして奥まで突いてると
姉ちゃんは声をおさえようとしていたけどはぁはぁ言って感じていた。
奥まで入れて、さらにねじ込むように動くと
「ああ、そこ、そこ」と声を出していて、
「もう行きそう」って俺が言うと
「まだダメ」ってなっていた。
多少我慢したけどそのあとすぐ出して、後片付けタイムが一番気まずかった。

やはり今回もちょうど今頃の季節だったか。
バカ弟がいつまでも半袖半ズボンで元気いっぱいに過ごしていた。
『それじゃ風邪ひいちゃうでしょ』と、姉が長袖シャツを持って追いかけ回す。
そんな光景が毎日のように繰り返されていた。
10歳くらい年齢の離れた二人の関係は、もはや親子みたい。
もともと放任主義っぽいところのある共働きの両親は、仕事の忙しさにかまけて弟を野放し状態。
おバカでエロに育ってしまうのも頷けるが、当の本人にその自覚はまるでなく、
無邪気であるがゆえに、姉のおっぱい揉んだりパンツ下したりの悪戯も許されていたのだろう。

その日も2人は当然のように一緒に風呂に入ろうとしていたんだ。
そんな場面に、歯磨きをしようとした俺が出くわす、ここからが続編のスタートです。
「K兄ぃも一緒に入ろうよ、3人で遊ぼっ遊ぼっ!」
無邪気すぎるバカ弟からの嬉しいお誘い。
スレ上はバカだのエロだの書いてはいるが、俺も弟は可愛いと思うし、
いつも遊んでやってたし、部屋は共有で一緒に寝ているので、かなり仲は良い。。

しかしながら、俺は姉と顔を見合わせたあと、ちょっとした間を置いて、断りのセリフを言った。
「兄ちゃんはまだ勉強あるから、あとで入るよ」
「うぇー、つまんねぇーの」

「つか、オマエももう高学年なんだから、風呂くらい一人で入れっつーんだ」
「チン毛が生えたら一人で入るよっ!!!」
ワケのわからない弟からの返事。
バカなりに姉と一緒にお風呂に入ることを卒業する時期は見定めているらしい。

あっと言う間にスッポンポンになった弟が、ツルツルのチンポを
見せつけるように揺らしながら浴室へと飛び込んでいった。
その背中、肩甲骨あたりに羽根が生えている。
どうやらまた姉が落書きしたっぽい。
ということはバカ弟がまたなにかエッチな悪戯をしたのは言うまでも無い。

「またなんかやらかしたの?」
『さっきまで私のパンツ被ってたw アイツ的には覆面レスラーだったっぽいw』
「マジかwww」
『空中殺法!とか叫んで飛び蹴りしてくるから、飛べる様に羽根書いてあげたw』
なるほど、そういうことか。 
『んで?K兄ぃは一緒に入らなくて良いんですか?w』
姉が意地悪そうに聞いてくる。

俺は兄であり弟でもあるが、家族間での呼び名は「K兄ぃ」に統一されてた。
伏字にはしたが、「慶」とか「圭太」とか「けい」がつく名前を想像して欲しい。

「つか、一緒になんか入るわけ無いでしょ…」
姉の言葉をサラリと受け流し、歯ブラシを咥える。
鏡越しに姉が上着を脱いでいる姿が目に飛び込んできて、ブラが水色であることを確認。
弟のエロい悪戯も手伝い、姉の下着姿自体は見慣れたものではあった。
それでも内心は穏やかではなかったけど。

気付かないふりしてその場に留まることも一瞬だけ頭によぎった。
が、これから風呂に入るってことは当然この先は全裸なワケで、
興味津々ではあったが、さすがに視線を外した。

足早に洗面所を出ようとする俺に姉がもう一度声を掛けてくる。
『アイツ(バカ弟)が居るから、一緒に入れないんでしょ?w』
「あ、あほか、か、からかうな…ってば…」
ちょっと口篭ってしまったのは、歯ブラシを咥えていたからだけじゃない。
以前の姉ならば、とても言いそうにもないそのセリフに動揺を隠し切れなかったからだ。

ここで再確認。
バカ弟…当時、小学生。おバカでエロく、日常的に姉にセクハラ。
しかし、無邪気さゆえにお咎めなし。
小学校高学年であったはずだが、その精神的な未熟さゆえか、まだチンポはツルツル。

落書き姉…もう酒を飲める年齢で社会人。
幼い頃から絵を書くのが得意で、それを生かしてソッチ系の仕事に就いた。
けっこう稼ぎも良いらしく、買い物に付き合ったりすると、俺にも何かしら買ってくれたりする。

性格は何事にもあまり動じないタイプで、弟のエロ攻撃にはいつの頃から体への落書きで対抗。
気まぐれに、俺の体にも落書きしてくることがあり、酒に酔った勢いで、
寝ていた俺のチンポに「お宝発見」との文字を油性ペンで書き記す。
それを洗い落とすという流れから手コキに発展、風呂場で俺の精液をたっぷり浴びた。

俺…高校生。受験を控えていなかったので、当時はおそらく高1ー高2。
姉に対するバカ弟のエロ攻撃を日常的に目にする立場上、その姉の姿を目に焼きつけ、
オナニーネタがほとんど姉になってしまった好青年。
前作では、姉から渡された薬剤で地獄を、手コキで天国を味わう。
もともと、小説「不夜城」の影響から近親相姦ハァハァの傾向があったものの、
手コキで縮まった気がする姉との距離感にドキドキしまくりの毎日。
モテない路線まっしぐら、というわけではない…が、姉に指摘されるまで自分のチンポが
たいへん立派であるということを全く知らずに生きてきた、彼女居ない暦=年齢の童貞。

姉の手コキで果ててからもう1ヶ月以上が経つが、その後、特に姉とナニがあったわけでもない。
俺たち姉弟間の会話のなかで、バカ弟のエロさが時々話題にあがるようになった程度。
ただ、それだけでも俺には刺激が強く、姉の口から「弟におっぱい鷲掴みにされた」なんて
セリフが飛び出すだけでも下半身がズキズキ痛むことがあった。

姉は手コキの件には一切触れてくることはなく、もちろん俺もソレに関して言及することはなかった。
それもまた「2人だけの秘密」的なドキドキ感があり、俺は現状に満足していたのだ。

そんな姉からの「一緒にお風呂はいる?」みたいなセリフ。
しかもどことなく「2人きりでなら?」みたいな意味ありげなニュアンスを含む言い回し。
バカ弟をクッションに挟んでいないせいか、あの夜以来の直接的なエロさを姉に感じた。
姉に手コキで導かれたあの夜。
射精後に、一緒にシャワー浴びようかな、と姉からの打診があった。
不在だった両親がそろそろ帰ってくるのではないかとの危惧から、断ったワケだが。
しかし、両親はそれから数時間は帰ってくることは無く、姉が寝る前に
『ぜんぜん余裕で一緒にお風呂入れたねー』とちょっとエッチな余韻を残したまま現在に至る。

否が応でも、記憶が蘇ってくる。
姉と2人きりでお風呂=手コキ以上の何か、が待っている気がしてたまらなくなり、
逃げるようにしてその場を去った。
その後、うがいをしに洗面所に戻ると、浴室からキャッキャとバカ弟が騒ぐ声。
それに混じって姉が『コラァー、っもう』と弟を叱る声が聞こえた。

部屋に戻り、一日1回のはずなのになぜか一週間で10回を越えてしまうオナニーに励む。
当然オナネタは姉なワケで、もはやオナニーではなく、言うなればアネニーである。

ところで我が家の風呂ってのは、とんでもないデカさを誇っていた。
シャワー設備がなぜか3つ備わっており、浴槽にいたっては大人5人ほどが
悠々と浸かることが出来るくらいの広さ。
幼い頃の俺もそうだったけど、バカ弟なんかはバタ足で泳いでしまう。
地デジ化に伴い今はもう単なる景色と化したが、壁にはテレビまでついてた。

俺とバカ弟が部屋を共有しているくらいなので、決して裕福な家庭ではない。
が、風呂だけはラブホ顔負けの、豪華絢爛な様相を呈していたんだ。

これは温泉好きの祖父が増改築したもので、全部で11人居る孫全員と一緒に入れる風呂、
というのがコンセプトだったらしい。
けっこうな工費がかかったみたいだが、残念ながら、孫全員と入るという夢半ばにして祖父は他界。

それ以来「風呂場には祖父の幽霊が出る」という実しやかな噂…を俺が流したw
実際のところ、メチャメチャ視線を感じるし、一人で入ってるはずなのに
誰かが一緒に居る気配がハンパないw ただ俺は全然怖くなかったけど。
「祖父ちゃん、一緒に入るのはいいけど、怖がらせたりすんのはやめて」
中学生くらいの時には、よく風呂場でこんな独り言を喋ってた。

他にも、循環風呂でもないのに何故かまったく湯が冷めないとか、
使ってる量が多いはずなのに水道代が極端に安いなど、不思議がいっぱい。

もしかすると、姉&弟が一緒に風呂に入るのは「怖い」から、ってのも原因のひとつなのかも知れない。
俺を除いた、家族4人が一緒に入っているなんてこともあったが、
決して俺だけが仲間ハズレにされていたわけではない。と思いたい…。

というわけで、祖父の温泉好きという血は俺の父親を含めた親戚筋にも
色濃く受け継がれ、年に数回は親戚総出で温泉旅行なんてイベントがあった。
俺はチン毛が生え揃ったあたりから、どうもこのイベントが苦手で、
思春期に入った頃からは適当な理由をつけて参加せず、留守番するようになってた。

まぁ旅行の計画は連休に重なることが多く、部活の練習試合や大会の日程と重なって
しまうので、参加しようにも参加できなかった。それもまた俺にとっては好都合だったけど。

確か世間じゃシルバーウィークなんて呼ばれているときかな。
家族は皆、笑顔で旅行に出かけていった。
特にバカ弟は従兄弟の中でも一番チビスケなもんで、親戚みんなに可愛がられ、
たんまり小遣いを貰えるもんだからウハウハ気分で出発していった。

留守を任される俺には生活費として、5千円ー1万円が支給されるのだが、
それはなるべく使わないようにして、後に欲しいものを購入する際の資金に充てた。
両親不在時に必ず準備されている定番のカレーを何度も温め直し、空腹を満たす。

部活さえ終わって帰ってくれば、そこからはもう王様気分。
ポテチにコーラ、そしてドラクエやマンガ、夜更かしもしたい放題。
誰にも妨げられることの無いマンガ喫茶さながらの自由空間を満喫することができた。

当然アネニー回数も激増。
今思い返せば、姉ブラや姉パンツも漁り放題だったはずなんだけど、
でもなぜか当時はそれらには一切手をつけなかったなぁ。
俺の姉萌えには、下着ハァハァが含まれていなかったみたいだ。
下着姿ならば日常的に目にする機会があったからなのかもしれない。

一人で過ごし始めて2日目の夜だったか。
『何してるとこ? 家に居る?』
さすがにカレーにも飽きてきた頃に、姉からメールの着信。
「居る、またカレー食べた、これから風呂」
短い文面、絵文字など一切使わないのが可愛くないと姉にいつも言われていた。

『あ、ちょっと待ってて』
小一時間、待ってはみたものの、姉からのメールはそれっきり途絶えた。

テレビでは売り出し中の若手芸人が、視聴者相手にというよりは、
浜ちゃんと松ちゃんに気に入られようと声を張っていた。
連休中の部活はいつもより時間も長く、練習内容もよりハード。
睡魔が襲ってくるも、ドラクエのレベルを30まで上げるという目標を
掲げていたため、ここで眠ってしまうわけにはいかない。
眠気覚ましに風呂に入ろうと重い腰を上げた。
せっかくなので風呂に入る前に、アネニーも済ませた。すでに本日3回目だった。

チンポだけをサラッと洗い流し、ついでにオシッコw
なぜか俺は風呂場でオシッコしてしまう習慣がある。幼い頃からの悪癖だ。
そして浴槽に浸かり、一息ついた。

耳を澄ませば、窓の外から、秋の虫の音色が聞こえてくる。
それが逆に静けさを強調し、あらためて一人であることに気付く。。
何かの気配を察知し、心臓が高鳴る。
祖父ちゃんなら全然問題ないが、むしろ生きている人間が怖い。
泥棒とか、そんな可能性に思い当たり、戸締りしたっけかな?と急に不安になる。

家の中に明らかに俺以外の誰かが居ることを確信。
カチコチに体が固まってしまって動けない、緊張が走る。
曇りガラス越しに洗面所に人影が。俺はもしかして殺されるのかって、割とマジに思ってた。

次の瞬間、現れたのは姉だった。
泥棒に刺し殺されるストーリーとは別に、もしかして姉かも?
っていう、漠然とした予感がなぜかあった。たぶんメールの遣り取りがあったからかな。

『待ってて、ってメールしたのに!』
姉の一言めがそれだった。
「は?」
意味がわからなかったが、ちょっと考えて理解した。
『あ、ちょっと待ってて』というのは、メールの返信を待て、ではなく
風呂に入るのを待て、という意味だったらしい。
そしてそれが意味するのは、一緒に風呂に入るという事に他ならない。

温泉旅行は2泊3日のはずで、確か3日目も帰宅時間は遅いはずだった。
『私だけ先に帰ってきちゃった、明日急に仕事が入っちゃって』
「あ、そうなんだ」
『…と、いうことにしておいたから、あとで上手く話合わせてねっ』
姉が片目を瞑った。どうやらウインクしたようだがヘタクソ。そして似合わない。
というより、そんな仕草をする人じゃないはずだが…。
よくよく見ると顔がほんのり桜色に染まってる。酔っているらしかった。

「そっか、了解」
すごく自然な感じで会話を終えた。が、とんでもない会話だった。
俺はまだのぼせるほど湯に浸かってないはずだったのに、頭がクラクラしていた。

たった今姉と交わした会話を、俺の妄想を付け加えて解釈すると
「今から姉と一緒に風呂 → 何かが起こる → 口裏を合わせその事実を揉み消す」
と、こうなる。
じゃなかったら『あとで上手く話合わせてねっ』って部分の辻褄が合わない気がしたし。

もしかすると、姉には今から友達と遊ぶ約束があって
『んじゃ行ってきまーす』「え?あ、ああ…行ってらっ…しゃい…」
なんて虚しい展開が待っている可能性もあったけど、それは次の姉の行動で完全に打ち消される。

いつの間にか近くに忍び寄ってきた姉が、俺の髪の毛をクシャクシャっとした。
『まだ今入ったばっかりでしょ?』
俺の髪の毛が濡れていないので、まだシャンプーしてないということから、
風呂に入ってまだそれほど時間が経ってないと姉は推測したらしい。
そして、さっそくといった感じで、チラチラ俺のチンポを覗き込む。

「ちょ、ちょっとw」
身を縮ませ、姉の視線を遮る。
本来リラックス空間であるはずのお風呂なはずなのに、
またカチコチに体が固まってしまって動けない。さっきとは違う意味で緊張が走る。

『髪、洗ってあげるねー』
って言い残し、姉が浴室から出て行く。
曇りガラス越しに姉が躊躇無く服を脱いでいるのがわかった。

これから全裸の姉がやってくるのは間違いないはず。
それをどんな顔をして待っていればいいのかが、俺には正直わからなかった。
つーか、どんな顔をしていたとしてもその顔を姉に見られるのがイヤだったし、
果たしてこのまま姉を待っていて良いものなのかすら疑問に思ってしまい、かなりテンパった。

そして俺は、なぜか、姉が来る前に髪を洗ってしまおうと決意した。
前作でカレーをおかわりしてしまったのも、こんなテンパリ状態からの奇行だった気がするよ。

浴槽に頭までズボっと潜り込み、髪の毛を一気に濡らした。
そしてシャワーまで猛ダッシュで走っていって椅子に腰掛ける。
いつもの倍くらいの量のシャンプーを手に取り、猛烈に頭をゴシゴシした。
出来上がったアワアワを顔まで塗りたくる。特に目の周辺に入念に盛った。

俺が選択したのは「裸の姉が来ても泡で前が見えませんよ」的な作戦。
そのあいだに、心の準備を整え、このドキドキ感を最小限にまで押さえ込む予定だった。

『ジャンジャガジャンジャンジャーーーーン♪』
姉が効果音を伴って、自らの登場シーンを演出。
その不思議な効果音に、自然と俺はその効果音のしたほうに顔を向けた。
そして思わず目を開けてしまった…。
泡が目に染みた痛みと同時に、一瞬だけその姿が見えた。
姉はモデルのように腰に手をあて、なぜか全裸でポージングしてた。酒って怖い。

数年ぶりに見た姉の裸は、当然大人になっており、
見事な?ポージングも手伝ってか、一生忘れられない光景として俺の脳裏に刻まれた。
恥ずかしがる姉がタオルで前を隠してくるとか、そんな俺の予想は完全に裏切られた。
それが功を奏したのか、直前までのドキドキ感が吹っ飛んでしまい、
目の痛みをこらえながら笑いもこらえる俺がいた。

『ちょっと! なんで自分で洗っちゃってんの!?』
声の距離感から察するに、姉は隣に腰掛けたらしい。

「髪くらい自分で洗えるってばっ、バカ弟じゃあるまいし」
『へー、素直じゃないなぁ、小さい頃はそんなんじゃなかったのに』
「あたりめーだろ、何歳だと思ってんの?」
裸の姉が隣に居るというプレッシャーに負けまいと、さっきテレビで見た若手芸人ばりに
声を張り上げ、強気の姿勢を保つ。
『んじゃ、ちんこはちんこ?K兄ぃ自分で洗えないでしょ?』
やっぱりダメだ…、なぜか姉の口から「ちんこ」って単語が飛び出すと背筋がゾクゾクしてしまう。

「そ、そ、それこそ…自分で…洗うっつー話だ…ょ」
消え入りそうな語尾に俺の動揺が如実に現れる。
『うぇー、つまんねぇーの…』
まるでバカ弟の口調を真似るかのように姉が言った。
『せっかく電車とタクシー乗り継いで帰ってきたのに…』
今度はどことなく寂しげな口調に変わった。
『タクシー代、5000円くらいかかったのに…』
そこを強調されても当時の俺にはそれがどの程度のものなのか判らなかった。
『小さい頃はこんなK兄ぃじゃなかったのに…ぃ…』
姉の語尾も消え入りそうになって、ちょっと気まずい雰囲気。

と、思ったのも束の間。
姉はもう一度同じセリフを吐いた。口調はアレンジされてまったく別物。
『小さい頃はこんなK兄ぃじゃなかったのに!www』
そう言って俺のチンポに手を伸ばしてきた。モロに鷲掴み。
シャンプーの泡で視界を遮ってたのが仇となってしまった。

「ぬぉー ちょっつ!?」
我ながら情けない内股の姿で股間を防御し、変な声も出していた。
それでも容赦なく姉がチンポをこねくり回す。
『あれ? ふにゃふにゃだ おっきくなってると思ってたのにw』
確かに。もうギンギンになっててもおかしくないこの状況下で俺のチンポは大人しいまま。

しかし、それこそ最大のピンチ。完全に油断してた。
仮性包茎の俺にとって、縮んだ状態のチンポを見られることが何よりの苦痛。
手探り状態でシャワーを全開にし、慌てて髪の毛を洗い流す。
俺の両手が塞がっているのをいいことに、姉がここぞとばかりに念入りにチンポを弄る。
髪の毛の泡を洗い流すと、多少は目が痛むが、一気に視界が開けた。
そして、それと同時に、何事も無かったかのように姉の手が遠ざかっていった。

隣を向いたら姉がすました顔で笑ってた。
『こんばんはw』
「なにがこんばんはだよ、ざけんなw」

姉のおっぱいが丸見えだったけど、それを意識しないよう必死だった。
「つか、なんでいるわけ?」
『酔っ払ってます、ごめんなさいw』
微妙に会話が噛み合わない。聞けば昼間から旅館で飲んでいたらしい。

『髪洗ってあげる』
「もう洗ったっつーの」
『きゃはw んじゃ体洗ってあげる、洗いっこしよ、洗いっこ♪」
きゃはwってなんだよ、きゃはwって…と思いつつ、一方的に洗われるよりも
お互いに体を洗いっこするほうが、なんとなく気が楽だなって思ってた。

本当は真っ先におっぱいを洗いたかったワケだけど、当然ながら俺にはそんな度胸は無かった。
むしろおっぱいに興味津々なのを悟られまいと、椅子を姉の後ろに配置し、前後に並んだ。
そしてスポンジを泡立てて、姉の背中を洗ってあげることから始めた。

シャワーの前にはけっこう大きな鏡があったので、角度的にはおっぱいも丸見えだったのだが
姉が鏡越しに俺の目を見ながらたくさん話しかけてくるので、おっぱいを観察するにはとても
不向きな状況だった。

『旅館がこんなだった』『料理が美味しかった』『今度はK兄ぃも一緒に行こう』
とか色々教えてくれる姉。
そして、体の前面は姉が自分で洗い始めてしまう。
勇気を振り絞って「おっぱい洗いたい(触りたい)」と言ってみようとも考えたが、
姉はさっきまでをチンポいじってたヒトとはまるで別人みたいに大人しく、
エロさは皆無だったので、俺は諦めるしかなかった。
残念すぎる展開だったが、姉が自分で体を洗うのをやめさせる術を俺は持っていなかった。

すでに洗えるとこは洗い尽くした気もするが、これ以上どうしたらよいのか
わからないまま、スポンジを背中へ押し当て上下左右に動かし続けた。
一通り前を洗い終えた姉がシャワーコックを捻ったタイミングに合わせて、
俺も隣のシャワーを引っ張ってきて背中を流してあげた。
素肌が徐々に露わになっていき、あらためて全裸の姉が目の前にいることに緊張を隠せなかった。
ちょっとケツの割れ目が見えていて、今更ながらそこに注目してたら、いきなり姉は体ごとこちらに振り向いた。
さっきまでケツがあったその場所には、姉の股間が現れたけど、上品な感じにタオルで隠してあった。

以降、スレに現れず。
最初の4レスが全てでした。