急に外でオナニーしたくなって、最初はズボンからちょこっとだしてケータイ見ながらするつもりだったんだけど、そのうち全裸になりたい欲望が高まって、広めの公園に移動した。ホームレスとか不良とかが溜まってるかと思って、公園のぐるりを散策しているうちに雨が降ってきたから、「やるなら今だ!」と思って、雨が凌げるコンクリの土管の中ですばやく全裸になった。一応、靴は履いてたよ。足を怪我するとまずいと思ったから。何故かそういうところだけは冷静。全裸になってまず記念撮影、しようと思ったけど、ケータイが省電力モード突入。あきらめる。走りながら鉄棒に勢いよく「ヒャッホーイ!」と飛びつく。「乗ってきたぜ!」小高い山のような遊具の頂上に登り「うおー!さいこー!」全身で雨を浴びる俺。あらゆる遊具に、木馬のようにまたがり、あるいはチンコをすりつけながら「クセになりそうだぜ!ひゃっほー!」と叫ぶ。アスリートのように公園を駆け抜ける。チンコがビッタンビッタンいう。雨が気持ちいい。さすがに寒くなってきたので、そろそろ潮時かと思い、屋根つきのベンチに寝そべりながら「ああん!ああぁぁ!チンコ硬くなってる!気持ちい!癖になりそう!誰か見て!特に女の子見て!イク!イク!」と叫びながら絶頂を迎える。すばやく土管の中に戻り、ザーメンを靴下でぬぐう。「気持ちよかった!またやろう!」『雨に唄えば』のテーマを口ずさみながら雨が弱まるのを待つ。すばらしい気分で家路に着く。ゴスペラーズの『星屑の夜』を唄う。俺の十八番だ。ノってきたのでよく知らない歌も唄う「とびかたーをわーすれーたとーりのォーよぉーにぃ〜、僕はー何かを」ここで新聞配達の人に見られて我に返った。