mako1988

私たちのエッチな体験談

私のエッチな体験・皆のエッチな体験、ネットで拾ったエッチな体験の話をいっぱい掲載

2024年06月

30 6月

男の後輩に。。第2話 (学校での体験談)

あぁ。。あたし酔ってる。。
どうかしてるよぉ。。後輩にこんなこと。。
でも、一旦タガが外れたら、自制心なんて機能しないの。

『こんなんでも出ちゃうの?』

「マジ、出ちゃいます。。」

『そっか。。。。出していいよ』

自分の口から出たセリフ。。
耳を通して再び自分に戻ってきたときに、
その響きの淫靡さが数倍になって、身体の中で膨らんだ。
火に油を注ぐが如く、さらにいたずら心が首をもたげる。

「マジっすか?でも、かなり恥ずかしいんっすけど」

『じゃ、やめるか?』

「悪魔やぁ。。この人、悪魔やぁ」

『ふっ^^ 今頃気づいたか。。』

「あのぉ。。リクエストしていいっすか?」

『えっ?何?』

「えっとですねぇ。。」

『うん、何?』

「怒んないって約束してくれますか?」

『男らしくないわねぇ。。何よ?』

「んじゃ、言います。胸、触ってもいいっすか?」

『ぷっ!触る勇気あんの?』

「ひゃぁ。。姐さん、マジこえぇ。。」

『いいよ。。でも、服の上からね』

「マジっすか?マジ触っちゃいますよ?」

『2度も同じこと言わせんな』

子供みたいだなぁ。。
龍平は、女の子の経験があるのかなぁ?
さっきは、さも経験豊富なような言いっぷりだったけど、
女の子の扱い方、分かってないよなぁ。。

「ごっつぁんです^^あ、それから。。もう1つ」

『何よ?まだあるの?』

「俺のチンポ。。直で触ってもらっていいっすか?」

『なっ!それはイヤ^^;』

「ケチ。。」

『ふーん。。そう言うか。 なら、胸も取り消し』

「あーーっ!そんなぁ!!」

『しっ!!! 大声出すな!!』

「すんません^^; んと、チンポはいいです^^;」

『よしよし^^ 良い子^^』

ちゅっ♪
龍平のほっぺたにキスをして。。
人差し指と中指で龍平のソコを軽く挟み込むようにして、
下から上へと。。その形を確かめるように撫で上げる。
撫で上げるたびに、龍平のソコは脈打ち、硬さが増していく。

龍平の手が恐る恐るあたしの胸元に近づいてきた。
まだ触れていないのに、あたしの全身が泡立つ。
子宮の辺りがボワっと暖かくなって、腰がゾワゾワする。。

龍平のソコは、ズボン生地の伸びの限界まで中から押し上げ
それでも、まだ、さらに飛び出そうという力を外へ向けて発している。

ソコの先端を、中指の先でクルクルクル。。
ビクッビクッ。。ソコとお腹が連動して波打つ。

龍平の手の平は、すっぽりあたしの右胸を包んでいる。
愛撫というよりも、胸の形を確かめているような動き。
とってもモドカシイ感触。。
もっと直接的な刺激が欲しい。。
でも、そのたどたどしいタッチでも、あたしを濡らすには十分だった。

「姐さん、ちょー柔らけぇ」

『龍平、ちょー硬い^^』

「あぁ。。幸せ。。生きててよかった^^」

『あんたさ。。元カノとはよくエッチしたの?』

「えっ。。なんでですか?」

『うーん。。あまり慣れてないっぽい』

「あちゃぁ。。分かりますか?」

『まぁーね。
子供がお母さんのオッパイ触ってるみたいだもん』

「いや。。ぶっちゃけ、俺、童貞なんすよ」

『え?だって、さっき。。元カノは1ヶ月エッチ我慢できないって』

「あ。。あれはウソっす^^;」

『何よ?そうなの?』

「元カノって言っても高校の時の彼女で。。
俺、すげぇオクテで、エッチする勇気なかったんすよ」

『そーなんだぁ。。』

「オッパイ触るのも、これで3回目なんですよ。。」

『それにしちゃぁ。。ずいぶん積極的だったよね^^;』

「いや。。そりゃもう。。清水の舞台ってやつです^^;」

『飛び降りちゃったんだ^^』

やっぱりねぇ。。
目隠しされて、闇雲に敵陣に猛進してくる雑兵のようだったのに、
いざ、目の前の敵に遭遇して。。それが敵の大将だと知ったら。。
腰を抜かして、手当たりしだい周りの小石を大将にぶつけている。。
そんな感じだったよ^^ 戦地に赴くの、初めてでしょ?って感じ。

『んと。。胸以外は触ったことあるの?』

「ないっす^^; 例えば、おま。。んこですよね?」

『はっきり言うな^^;』

「すんません^^;」

『そっかぁ。。。ホントに童貞なんだぁ』

童貞という響き。。。
これも、火に注ぐ油となって自分に戻ってきた。

この子に対して、女体の何たるかを教えたくなった。
ガツガツ触ってこられたら、恐らくテンションが急降下してた。
胸を触ってもいいよと言った時、あたしは愛撫を想定していた。
でも、龍平のそれは、愛撫とは程遠い。。
持てる勇気を最大限に振り絞って、やっと手を胸に置いたという程度。
それがとても可愛らしく。。母性本能をくすぐる。

この場であたしのすべてを見せ、触らせてもいいと思った。
でも、状況を考えると。。
もし隣で寝ているケンや美里が起きてきたら。。
別室で寝ているコーが起きてきたら。。
そう考えると。。こうやって胸を触らせるのが限界。

『ねぇねぇ?ホントに出ちゃいそう?』

「はい。。その予感が。。」

『よし。。出せ^^』

「うっす♪」

3本の指を使って、ソコを優しくつまんで。。
ズボンごと上下にしごく。。
人差し指だけをソコの先端に乗せて。。
先端はクリクリ。。他の指で全体を上下に。。

龍平の手は、相変わらず単調なリズムで乳房全体をニギニギ。。
アンダンテ。。くらいかな。
メトロノームのような正確な動き。。

どのくらい時間が経ったんだろう。。
お互いに無言のまま。。
お部屋の中には、お互いの衣服が擦れる音。。
そして、時計の針が時を刻む音。。

龍平のアンダンテのリズムに変化が出てきた。。

すっと速度が落ちて。。ラルゴになったと思いきや。。
むにゅむにゅむにゅっと、思い出したように速度を上げ。。
しばらくして、また、パタっとフルストップ。
おや。。今度はレガート^^ この触り方は好み^^
あれ?。。デクレッシェンド。。

変化を付けることを覚えたのかしら。。

あれれ。。でも、またフルストップ。。
あっ!落ちた!

突如。。龍平の手がストンと下に落ちた。
ストンと落ちて、あたしの太股の上に。。

え?もしかして、そっちを。。触るの?
うわ。。それはマズイ。。
あたし結構濡れちゃってるし。。
今は、もう拒む自信ないし。。

が、それは杞憂だった。
ストンと落ちた手は。。そのまま動かず。

あたしの手の中の「彼」は。。みるみる萎んでいく。

『あれ?龍平? ねぇ?』

「。。。。」

『ねぇ?』

「。。。。」

スースーと寝息をたてている。。
こいつ。。。寝やがった。。まったく。。

そのまま龍平を横にして。。
さて、あたしはどうしたものか。。
そろそろ終電はなくなる頃だろうし。。
このまま一人で朝まで飲むのも悲しすぎる^^;
腹いせに、龍平の枕もとで派手にオナってやるか!
なんて。。そこまであたしは変態にはなれない。

とりあえず。。
あたしも寝転んで。。
残ったジンをチビチビ飲みながら、読書でもするか。
バッグの中から読みかけの本をゴソゴソと取り出し。。

うーん。。
煌々と電気が付いてちゃ。。龍平も寝苦しいかも。
とりあえず電気は消しておくか。。
廊下の電気が付いてれば、その灯りで本は読める。

電気をパチンと消して。。
廊下から漏れてくる灯りを求めて、その灯りの筋の方へ身体を向ける。
龍平に脚を向けて、ケンと美里が寝ている部屋に頭を向ける格好。

かなり古い本。
吉行淳之介著「浮気のすすめ」
こんな一節があった。。「女性は楽器であるか」

太鼓のバチは太鼓に恋する。
マンドリンの弦は弾く指に恋する。
女性は楽器であって、弾き手によって、
良い音色も悪い音色も出すものだ。。

ふむふむ。。
確かに、女と男の関係で言えば、女は楽器なのかも。
抜群の演奏技法を持つ奏者の手に委ねれば。。
いくらでも良い音色が出るものね。
バイオリンの弓で弦を滑らせるように。。
繊細な指先で鍵盤を弾くように。。
太いバチで、ズンズンと叩き込むように。。

女は楽器かぁ。。
なんか、とってもエロチックな響き^^

15,6ページほど進んだあたりで、
あたしにも睡眠のお誘いがかかった。
敢えて寝まいと抵抗する必要もなく。。
そのまま本に頬を乗せるようにして、眠りの淵に引き込まれていった。

ケンがあたしの横で寝ている。。
あれ?美里は? 美里と一緒に寝てたんじゃなかったの?

じっとあたしの顔を覗き込んでいる。。
ケンに言葉を投げかけたいのに、声が出ない。。

ケンの顔が徐々に近づいてくる。。
えっ!えっ!ちょっと待って。。何?
わっ。。顔がくっついちゃう。。
ねっ!ちょっと!美里がいるでしょ! それはマズいでしょ!

はっ!
やっと身体に自由が戻り、バッと頭を上げる。。
暗闇にぼんやり浮かぶお酒のボトルの陰。。
カチ、カチ、カチと。。時計の音。
ケンの顔などどこにもない。。

はぁ。。夢かぁ。。
びっくりしたぁ。。
しかし、あたしってば何て夢見てんだろ。
龍平のせいで、すっかり色ボケしたか^^;?

カチ、カチ、カチ。。
カチ、カチ、カチ。。

今何時なんだろう。。
ちょっと身体を起こして、壁に架かっている時計を見る。
んとぉ。。3時半?

カチ、カチ、カチ。。
カチ、カチ、カチ。。

コショコショコショ。。。
んっ。。

ちゅっ。。はっ。。

ん?なんだ?
ケンと美里? 起きてるの?
襖の向こうから聞こえてくる。。
聞き取れないけど、寝息などではないのは分かる。
話し声のような。。

はっ。。 んっ。。

話し声のような?
え?違うよねぇ?

あんっ。。

違うねぇ。。これは。
いくら愛し合っている者同士と言えども、
「んっ」とか「あんっ」だけで意思疎通ができるわけない。
これは会話ではない。。単に声だ。。
しかも。。この声が出る場面は、一つしかない。

あららぁ。。。
やってますかぁ。。
襖一枚隔てた向こうで。。なんとも。。

聞こえない、聞こえない。。
あたし、また寝るし。。。何も聞こえない。。

再び本に頬を乗せて。。寝る態勢に入る。。

ちゅっ。。

んっ。。 ぁん。。 ィやっ。。

眠くなーる。。眠くなーる。。眠くなーる。。

やだ。。声出ちゃう。。

眠くなーる。。眠くなーる。。眠くなーる。。

んんっ。。。あっ。。気持ちいい。。

うぅ。。全然眠くならない。。
参ったなぁ。。

頬杖ついて、襖を睨む。。
これが、あたしができる最大限の抗議。
うぅ。。始発まではまだずいぶんと時間がある。
どうしたものかぁ。。

襖の向こうから聞こえてくる悩ましい声。。
そして時計の音。。

時計の無機質で正確なリズムに。。
ソプラノの不規則で艶っぽい肉声。。
全く質の違う音のコラボレーション。

そこに、新たに別の音が加わった。

あたしの足元の方で。。
なにやら、ゴソゴソと音が。。
あ、そういえば、そっちに何かが転がってたっけ。。
あたしの愛撫で寝たばか者。。

そのばか者。。
ノソノソ床を這って、あたしの真横にやってきた。

「姐さん。。」

『しっ!!!』

とっさに、龍平の口を手で塞いだ。。
もう一方の手を使って。。
襖の方を指さして。。小刻みに首を横に振る。

首をかしげる龍平。。
目をパチパチさせて。。
しばらく眉をひそめてじっとしている。。

んっ。。あっ。。

龍平の目がカッと大きく開いた。。
そして、女の子みたいに、自分の口を手で押さえて。。
頭を大きく上下に振って。。事態を把握したらしい。。

依然と続く、楽器の音色。。
たとえるなら。。美里の声はバイオリンかな。。
ピチカートの音。。

しばらく2人して。。その演奏に耳を傾ける。
ステージ前、S席っといったところ。。

龍平が携帯を取り出して。。
なにやら打ち込んでいる。。

【やってますねぇ】

コクコク。。うなずくあたし。。

【さっきから盗み聞きしてたんですか?】

貸せ!とばかりに龍平から携帯を奪って。。

【ばか!困ってるんだよ!】

【マズイっすね。。下手に動けませんよね】

コクコク。。。

【やべ。。またチンコ勃ってきちゃった】

キッ!と睨んで。。

【勝手にしろ!もうやってやんない】

【すんません。。反省してます】

はっ。。あーん。。

【まだ挿入はしてないですかね?】

コクコク。。

【挿入までいきますかねぇ?】

【知るか!】

【ですよねぇ。。】

2人して何やってるんだろ。。
他人のエッチに耳をソバダテテ。。
でも、安っぽいアダルトビデオなんかよりもずっとリアルで。。
こんなの一人で聞かされたら。。気がおかしくなっちゃう。。
その意味では、龍平には感謝かな。。

龍平が、ジンのボトルを持って。。
音をたてないようにグラスに注いだ。。

すっと耳元まで顔を寄せてきて。。

「姐さん、ゆっくり移動しません?」

『そうね。。』

「そっと音立てないように、逆サイドまで」

『うん、分かった』

ゆっくりと半身を起こし。。
慎重に膝を立て、そぉーっと膝を伸ばし立身する。
その途中、膝がパキン!と鳴った。
しまった^^;と思い、体勢をそのままに、しばらくフリーズ。

うっ。。あっ。。

襖の奥の声が、気づかれていないことの証。

そっと、そっと。。
抜き足差し足で、襖とは逆サイドへ。
ここまで来れば、万が一ケンと美里が行為を終えて、
あたしと龍平が寝ているか確かめる為に、あの襖を開けたとしても。。
襖の前で、2人揃って頭を並べているよりは不自然ではないだろう。

「飲んでなきゃ、やってらんねぇ。。」

『ホントね^^;』

龍平と交互に。。グラスに口をつけ。。
瞬く間に1杯を飲み干す。。
そして、またグラスに新たに注がれる。

そうやって飲み交わすうちに。。
一旦覚めた酔いが、再びもどってきた。

龍平が突然。。あたしのほっぺにキスをしてきた。
キッと睨んで。。しばらくじっと見て。。
なんとも言えない、屈託の無い笑顔。
怒る気も失せて。。ついつい微笑んじゃう。。

龍平、安心したのか。。再び、ちゅっ♪
続けざまに。。あたしの側面に抱きついてきた。。

『こら。。』

「姐さん。。もう俺我慢できないっす」

『我慢しなさいって。。』

「お願いします。。おっぱい。。」

『お前、寝るくせに』

「もう寝ません!」

『でも、もう触ってあげないよ』

「いいです。。俺が触ります」

『え?自分のを?』

「じゃなくて、姐さんの。」

『まったく。。』

この返答は。。OKと受け取られるのが普通よね。
では早速、という感じに龍平の手が伸びてきた。
また、さっきみたいな。。単調な。。

「姐さん。。ブラジャー外してもらっていいですか?」

『自分で外せないの?』

「俺、外したことないんすよ」

やれやれ。。本当に手のかかる子。。
後ろ手にホックを外し。。ゆっくり肩から抜いて、
Tシャツの前からスルっとブラを抜き取った。

恐らく、ブラを取ったことで。。
龍平の手の平に、乳首の突起の感触が伝わったのだろうか。。
それまではただ手の平で包むような動きだけだったのに、
乳首に指先を這わせるように。。動きが変わった。

これは人間の本能なのね。
乳首に意識が集中するのは、本能なのね。。

指先でコリコリ。。コリコリ。。
Tシャツの上からでも。。その刺激は鋭く伝わってくる。
目を閉じて、そこの刺激に意識を注いでいる自分に気づいた。

龍平の手が、あたしの胸から離れた。。
その手は背中に回り。。腰に絡みつき、やがてはお尻に。。
あたしは、黙ってそれを許した。

お尻全体を大きくつまむように。。
お尻から太股の付け根までを往復して。。
手の平に下着のラインを感じたのか、
そのラインを伝って。。お尻の奥まで指が落ち込んでくる。
そのまま進むと。。あたしの濡れた場所。

龍平の腕を掴んで。。
首を左右に振る。

捕まった手は、その場でじっとしているが、
指先だけは、微妙に前後に動いている。。
指が伸びきった時に。。
その指先はあたしのアナルを通り越した所まで達する。
下着越しであれば、たぶん、そこの熱を帯びた湿りは指先に伝わるはず。
まだ龍平の手はスカートの上。。

「姐さんの。。なんか熱くなってます」

コツンと。。龍平にゲンコツ。。

「姐さん。。ここも触りたい。。」

うーん。。。困った。
あたしだってできることなら触ってもらいたい。
ステージ前、最前列の特等席からは幾分後退したと言えども、
襖の奥からの美しい演奏は未だ聴こえてくる。
そんな非日常の中、お酒も入ってほろ酔い。
あたしの楽器も。。調音済ませてスタンバイだもの。。
あたしの楽器に、ミュート機能が付いてれば。。

『ちょっとだけなら。。』

思わず出てしまったセリフ。。

「下着の。。?」

『上からよ』

「ですよねぇ。。」

わずかに理性が働いた。。

龍平の手の拘束を解いた。
頭1個分ほど、龍平が身体をあたしの下半身の方にずらした。
そして、龍平の手がスカートの中に入ってきた。
その手は太股の内側を這い上がり。。そして付け根へ。。

セックス経験がない子って。。こうなんだ。
核心に至るまでの間、色々と寄り道する場所がある。
性感帯と言われる場所。。経験のある男性ならば、一応、そこにも手を止める。
龍平は違う。。猪突猛進のごとく。。核心までノンストップ。

オリモノシートなどの小細工をしていなかった。
龍平の指が、下着の表面に触れた。。
そのまま、指は動かない。。

「なんか、濡れてます。。」

『それが愛液ってものなの。。おしっこじゃないのよ』

「愛液って初めて触った」

『ヌルヌルしてるでしょ?』

「はい。。」

スルっと手が抜けたと思ったら。。
その指先を自分の鼻先まで持っていった。。

とっさに龍平の手をねじ伏せて。。ゲンコツ!

「匂いってしないんですね。」

『もうっ!変態!!』

「味はどうなんだろ」

『お前ぇー。。。殺す』

童貞君の好奇心には参る。。

再び、ゴソゴソとスカートの中を這い上がる手。。
やっぱり、現場直行。。

濡れている所をしきりに引っ掻いている。
なんだかくすぐったい。。

「クリトリスってあります?」

『あります?ってどういうこと?。。なかったら悲劇よね』

「どこにあります?」

『探してみ』

龍平の指。。前後左右に動き回っている。
さすがに位置関係は分かっているようで、
熱いヌメリが湧き出る所を起点として。。溝を伝って指先が降りてくる。
もうちょっと。。もうちょっと降りてきて。

あれれ?迷子になった?
再び指が起点へと戻る。。
そうね。。迷ったら元に戻る。。基本ね。
頑張れ^^

そうそう。。そのまま真っ直ぐ降ろして。。
もうちょい。。あ。。行き過ぎ。。

「分かんない。。直でいっていいっすか?」

『下着の中ってこと?』

「はい。。」

やれやれ。。
いいよ。。のサインの代わりに、両脚をすっと開いた。

龍平の指。。再び基本の位置へ。
そこから真横に移動して。。
下着の淵から裏側に。。指が潜入。。

うっ。。
やっぱり直でいかれると。。。刺激が強い。

いそがしい龍平。。再び指を抜いて。。

「すげ!マジ。。ドロドロになってる!」

『もっと綺麗な表現ないのか!』

「見事な潤い」

『70点』

判で押したように同じ動作。
そのドロドロの場所。。その窪みには目もくれず。。
溝を伝って。。指が下りてくる。。
そこは。。尿道口。。もうちょいよ。。
そうそう。。もうちょっと下。。
そこじゃないって。。もうちょい下だって。。
あーーっ!じれったい。。

思わずクイっと腰を上げて。。
自らクリを龍平の指にくっつけた。。

はうっ。。。

龍平の指がそこで止まった。。
ゆっくりゆっくり。。クリの周りを動いている。
指の周回の周期に合わせるように、反射的に腰がビクビクと律動する。

くぅ。。。すごい刺激。。

龍平がぐっと顔を近づけてきて。。
あたしの耳元で。。

「ここ?」

『うん。。』

「すげぇ。。コリコリしてる。。気持ちいいんすか?」

『うん。。ヤバイくらい。。』

「結構堅い。。」

『男の子のおちんちんと同じだもん』

「見てみたい。。」

『ダメ』

「どうしても?」

『今はダメ。。』

「じゃぁ。。今度はいいですか?」

『うん。。』

「マジ!やった!」

「あぁ。。すげぇ。。すげぇ濡れてる。。」

『だって、マジでヤバイもん。。』

「ヤバイって。。イっちゃいそうってこと?」

『うん。。』

「イカせてもいいっすか?」

『ダメだよぉ。。声出ちゃうもん。。』

なおも止まらない指先の動き。。
そろそろストップかけないと。。今なら、まだストップかけられる。。
止めるなら今。。

あぁ。。でも、すっごく気持ちいい。。
もうちょっとこの快感を味わっておきたい。。
あぁ。。でも、もうそろそろ。。

そんな、官能と冷静の行ったり来たりをしていたら、
龍平がぐいっと顔を近づけてきて。。
唇を塞がれてしまった。。
あたしの唇を割って入ってくる舌。
なんの躊躇もなく受け入れ。。あたしも舌を絡める。。

あぁ。。今ストップしないと。。
ここを逃したら、自分の意志では引き返せなくなる。
はぁ。。気持ちいい。。
腰が抜けちゃう。。身体が溶けちゃう。。

『ねっ。。もうやめて。。』

「もうちょっと。。」

『もうヤバイから。。お願い、イッちゃうからやめて。。』

「俺が口塞ぐから。。声漏れないように。。」

『ダメだよぉ。。もうヤバイ。。ねっ。。お願いだから。。』

「姐さんのイクところ、見たいっす」

『ダメ。。ホントに。。もう我慢できない。。』

「姐さん。。イって。。」

『ダメッ!。。あぁ。。ヤバイ。。お願い、もうやめて』

「姐さん。。」

ぎゅっと抱きしめられた。
それが分厚い壁のシェルターの中に身を隠したような錯覚を呼び起こし、
バラバラになりそうな身体のパーツを、しっかり繋ぎ止めてくれる。。
そんな、漠然とした安堵感を呼び起こし。。あたしは龍平の胸に顔をうずた。

『んっ。。んっ。。』

『龍平っ。。うっ。。ねっ。。ダメ。。もうイキそっ』

「イって。。イっていいよ」

『んーーっ。。ダメっ。。ヤバイっ。。ヤバイっ』

「姐さん。。すげぇ綺麗だよ」

『龍平っ。。あっ。。イクっ。。イクっ』

「姐さん。。俺、愛してます。。姐さんを愛してます」

龍平の指のひと掻きの度に、グイっ!グイっ!とメーターが上がっていく。
意識が頭のてっぺんから、さぁーっと加速して抜け出していくような感覚。
お腹の奥から、細胞一つひとつを細かく激しく振るわせるような泡立つ感覚が、
池の中に落とした石から広がる波紋のように。。やがて全身に行き渡り。。
そしてその波紋が束になって集まって、頭のてっぺんに向かって一気に押し寄せる。

『龍平っ。。龍平っ。。イクっ、イクっ、あっ。。イっ。。』

『んーーーーーっ!! 』

このあと数十秒間の記憶がない。。
ほんのちょっとだけ。。失神したのかもしれない。。

気がついたら、龍平の腕の中にいた。。
なんだかんだ言っても、こいつは男なんだなぁ。。
そして、あたしは女なんだ。。
こうして腕の中に抱かれていると。。それを実感する。

「姐さん。。すげぇ可愛かったっす」

『うるへー』

「初めて触ったのに、イカせることができた。。」

『イってやったんだよ。。』

「あはは。。いつもの姐さんに戻ってるし」

『お前、絶対にこのこと人に言うなよ。。』

「言いませんよ!絶対に言いません」

いつのまにか。。襖の向こうの演奏会は終わっていた。
思いがけずのジョイントコンサート。。
今晩は、2つの楽器が競演。

あたしの演奏者は、今晩初めて演奏した。
初めての演奏にしては、なかなかの腕前。。
それとも。。あたしが名器なのか^^ なんてね。。

龍平が元の位置に戻り。。「二人は」何もなかったかのような構図を作り。。
あたしは、イッたおかげで深い眠りに。。

『おはよー!』

「うぅ。。頭痛いぃ。。」

『コー大丈夫?お薬、あげようか?』

「あぁ。。助かります^^;」

襖が開いた。。
出てきたのは、美里。

『美里♪ おはよ^^ 昨日はよく眠れた?』

「はぁーい^^ ぐっすり^^」

『そっか^^』

龍平。。まだ寝てるし。。
ん? 何、この子。。手を口元に置いてるし。。
まさか、こいつ。。寝ながらあたしの匂いを?
ササっと龍平に近づいて。。
みんなに気づかれないように。。手をどけた。

『ケン^^ おはよ^^』

「姐さん、おはよございます!! 元気っすねぇ♪」

『よく眠れた?』

「はい^^」

『そっか^^ じゃぁ。。お座りっ!!!』

「えっ!! なんでお座りなんですかっ??」

『いいからっ! はいっ! お座りっ!』

「はいっ!ワンワンっ!!」

30 6月

男の後輩に。。第1話 (学校での体験談)

大学に入学して最初に入部した文化会の部とは別に、
2年生になった頃、もうひとつ別のサークルにも入部した。
部員数は50名くらいだったかな。。
活動内容は、とっても特徴的なので。。
もしかしたら、それが元であたしの大学がバレるかも。
なので、ここでは発表しませんが^^

4年生の頃。。
あたしの彼氏さまは、卒業後に留学してしまって。。
留学後1年くらいは連絡を取り合っていたんだけど、
なんとなく音信も途絶え気味になり。。
自然消滅?という流れに入っていました。
そういう噂はどこから広まるのか。。

リサとその彼氏は破局したという説が
サークル内の通説になっていました^^;

そのサークル内に、R君という当時2年生の後輩がいました。
東北出身。ご当地では県下一番の進学校出身だそうで。。
入部当初は、俺が一番だ!と、とても威勢の良い子でしたが、
渡る世間は広いもの。。
周りにいるツワモノに早くも飲み込まれ。。意気消沈。
そのまま幽霊部員になるかと思いきや。。
見事な転身、筆頭宴会要員に路線変更。
まぁ。。とっても元気な子で。。実は性格も良いし。
あたしの中では高感度No.1の後輩でした。

あたしの容姿がそうさせるのか、性格がそうなのか。。
特に男子の後輩からは「姐さん」と呼ばれていた。
それに呼応するように、あたしもそんな男子の後輩に対しては、
名前を呼ぶときは呼び捨て^^;
R君も例外ではない。。仮に「龍平」としておきましょう^^

ある日、学食で食事をしていた時のこと。。
龍平があたしの席の向かい側の空席にやってきた。。

「ちーっすっ!」

「姐さん!今度の土曜日ヒマっすか?
ケンの家で飲むんですけど。。メンバー、俺入れて5人。
みんな姐さんにも来て欲しいって言うんで」

『ん。。時間は。。あるけど』

「マジっすか!!やった!姐さん、なんも用意いりませんから。
手ぶらで来てください! 」

『そんなわけいくか!
後輩の飲みに誘われて、手ぶらで行けるわけないでしょ』

「申し訳ないっす!みんなすげー喜びますよ。
じゃぁ、ケンの家案内しますから。。
土曜日夕方6時に、渋谷ってことでいいっすか?」

『うん。。わかった^^ いいよ♪』

龍平は声が大きいんだよねぇ。
用件済ませて去っていった彼はいいわよ。。
その場に残されたあたしは。。「姐さん」なんて呼ばれて。。
しばらく周りからの好奇の目に晒された。。

当日。。土曜日6時、渋谷。。
タンカレーのジン1本、おつまみ数点を購入し待ち合わせ場所に。

人の目の識別能力というものは、本当にすごいものね。
目の前にいる数百、数千の顔の中から、
お目当ての顔を瞬時に見つけるんだもんね。
満面の笑みを蓄えた龍平の顔だけが目に映った。

「お待たせしましたぁ!さ、行きましょう!!」

『んと、どこなの?ケンのお家って』

「たまプラっす。田園都市線ですよ」

『ふーん。。そうなんだ。ここからどのくらいかかるの?』

「30分くらいじゃないかなぁ。
駅からは近いし、40分後くらいには到着っすよ^^」

電車の中。。
田園都市線なんて、しばらくぶり。。
用賀に住んでる友達んちに行った時以来かな。

「姐さん、知ってます?ケンと美里って付き合ってるんすよ!」

『ねぇ?龍平は声が大きいんだよぉ^^;
公衆の面前で、その姐さん呼ばわりはやめてよぉ^^;』

「あ、ごめんなさい^^; 俺、声大きいっすか? 」

『声も態度もね。。』

「態度もっすか!!」

『しっ!マジで、音量落として^^;』

『で?。。なになに、あの二人付き合ってるの?』

「そうなんすよ。。
2ヶ月前からなんだって。マジ知らなかったし」

『へぇ。。あたしも知らなかったなぁ。。』

「今日は美里も来るから、説明してもらいましょう!
ところで、姐、いや。。先輩はさ。。彼氏さんと別れたってマジですか?」

『どうもそういうことになってるみたいよねぇ。
お互いに、別れよう!って明言はしてないんだけどね。。
別れちゃったのかもねぇ。』

「なんか、ずいぶん他人事じゃないですか^^;
彼氏は新しく作るんすか?」

『うーん。。別に今は考えてないかなぁ』

「伏目がちでそんなこと言っても、説得力ないですよね」

『うるさいっ!ばかっ!』

「俺は先輩の舎弟ですから。。いつでも相談のりますよ。
何でも言ってくださいよ」

『姐さんとか、舎弟とか。。極道じゃないんだからさ^^;』

こんな他愛のない会話をしつつ。。
だけど、おかげで退屈せずに目的の駅に着いた。
歩いて数分。。ケンのお家に到着。

呼び鈴を押すと。。
ちょっと赤ら顔のケンが出てきた。

「おう!龍平! あっ!姐さーーん!! 」

裸足のまま玄関から飛び出て、あたしに抱きついてきた。
こいつ、もう酔ってるし。。
っていうか、美里という新妻がいるのに。。

『ほれっ、差し入れ』

『もうっ!酔っ払うの早いんじゃないのぉー?』

『いい加減離れろ。。こらっ!お座りっ!!』

ケンは、これが好きなのよね^^;
お座り!と言われると、本当にその場にお座りするの。

『おじゃましまぁーす^^』

『お^^ 美里ぉー♪』

「きゃぁーっ!!リサさぁーん^^ 抱きっ♪」

『おす^^ コー♪』

「ちっす!先に飲んでます♪」

『おや^^ 香奈ちゃんも来てたのねぇ^^』

「待ってましたよぉ^^ リサさんと飲むの久しぶり!」

やいのやいの。。で、2時間経過。。
この2時間は、ケンと美里が酒の肴^^

「俺が彼氏だったら、絶対に姐さんを放っておかないっす!」

『そう?でも。。あたしが龍平を放っておくかもよぉ^^』

「それでもいいっす!」

『っていうか。。ねぇ? コーさぁ、何寝てんの?』

コー撃沈。。
顔を真っ赤にして壁にへばりついている。。

「あたし、そろそろ帰ろうかなぁ。。」

『ん?香奈んちってどこだっけ?帰り大丈夫なの?』

「結構近いんですよ^^ タクってもたいした金額にならないし」

『なら安心ね^^ えっと。。コー、こいつどうする?』

「とりあえず、起すか?」

「おいっ!コー!起きろーーっ!!」

むにゃむにゃ言いながらコー起きる。
「寝るなら隣の部屋で寝ろぉ。。」
「シャワー浴びるかぁ?」
周りの声なんて聞こえちゃいませんという感じに。。
のそのそ起き上がって、お部屋を移動する。。

「あいつ、どこ行ったんだ?ちょっと見てくる」

ケンが後を追う。

「おーい!その部屋はダメだってぇー!寝るならこっちさ来ーい!」

しばらくしてケン戻ってくる。

「あいつ親の寝室で寝てやがって。。」

『そういえば、ご両親は今日帰ってこないの?』

「はい^^ 旅行に行ってるんですよ」

『そっか^^ それで、ここが会場になったわけね』

「親には内緒ですけどね^^;」

『そっか^^』

『ねぇ?香奈、タクシー呼ぶ?』

「うーん。。駅近いし、駅前で拾います」

『じゃぁ、あたしが駅まで送るよ^^』

「わぁーい♪」

『それじゃ、送ってくるわねぇ^^』

香奈ちゃん帰宅。。

戻って4人で飲みなおす。。
やいのやいの。。で、1時間経過。。

「姐さーん。。俺じゃダメっすか?馬鹿は相手にしないってか?」

『そんなこと言ってないでしょ!ばかっ!』

そんなあたしと龍平のやり取りを見て、美里はケラケラ^^
この子は本当に笑顔が素敵。
周りを幸せな気分にさせる笑顔って素敵よね^^
ケンも本当に良い彼女を持ったものね。。正解よ♪

よく笑う子は、疲れるのも早いのか。。
美里が瞑想状態に入った。
会話の所々で、なんとなく相槌を打つけれど。。
そのタイミングが微妙にずれている。
マバタキして目を閉じると、しばらく目を開けない。。
オネムちゃんなのね^^ 可愛い^^

『ケン? 美里。。そろそろ寝かせてあげないと^^』

「あ、はい。。すみません^^;」

「美里ー?もう寝るか?」

「うーん。。だいじょぶ、だいじょぶ。。ふにぃ。。」

『あはは^^ ケン? 美里。。。。強制退去^^』

「かしこまりました^^」

美里はずるずる引きづられて、隣のお部屋へ。。
ケンがお布団を敷いている。。
お姫様抱っこをして、美里をお布団の上へ。。
なんか、キュんってしちゃった^^

襖をシュッとしめて。。ケン、再び参戦。
ここで紅一点となったあたし。
今晩はとことん付き合ってやる^^

この段階で、後輩たちが持ち寄ったビール、チューハイ等が
すべて空になった。。
そこで、あたしが持ってきたタンカレーの登場。

「姐さんって、タンカレー好きなんですか?」

『うん、ジンだったらこれが一番好き♪』

「他には何が好きっすか?」

『うーん。。そーだなぁ。。ブッカーズも好きだよぉ^^』

「なに?それって、何酒?」

「あ!俺知ってるわ。。それバーボンですよね?
めちゃアルコール度数強いですよね?」

『おぉ^^知ってるんだ^^うんうん。。60度以上あるかな?』

「ひゃぁ!すげーっ!火ー噴くなぁ、それぇ。。」

『火、噴いてみたい^^?』

「火でも水でも、ご要望とあれば何でも噴きますっ!」

『じゃぁ。。今度飲ませてやる^^遺書書いて来い^^』

「でぇ。。このタンカレー、どうやって飲むんすか?」

『んとぉ。。ロックね♪ ロックが一番おいしいのよ^^』

「よっしゃーーっ!」

すっかり体育会系のノリになった男2人。。
そうさせた紅一点のあたし^^;

「ガーーーっ!ノドが焼けるぅ。。」

「ちょっと水で割ってもいいっすか?」

『うんうん。。ムリすんなぁ^^』

「姐さんって、マジ、酒強いっすよねぇ。。
酔わせて落とそうなんて。。ムリだわなぁ。。」

『何それ?そんな計画があったわけ?』

「いや。。その。。計画変更っす^^;」

『何に変更よ?』

「俺が落ちるから。。介抱してもらうっす^^」

『放置してやるわ^^』

「おっ♪ 放置プレイもいいっすよねぇ!!」

『プレイを付けるな!あほっ!』

ケン、危険信号。。
目の焦点があってない^^;

『ケン?大丈夫?そろそろやめておきな^^』

「はい。。情けねぇ^^;」

『いいんだよぉ^^ムリして飲むもんじゃないって^^
自分の限界無視して潰れる方が情けないの^^』

「すまん!! 俺、もう寝るわ。。」

ケン、愛妻の元へ。。

「しめしめ。。これで姐さんを独り占めだ^^」

『じゃぁ。。さしで勝負するぅ^^?』

「勝負はイヤじゃぁーっ!」

『こらっ!しっ!隣で2人が寝てるのよ^^;』

ここからはテンションをグンと下げて。。
龍平とテーブルを挟んでヒソヒソ話。。

「姐さん、彼氏と離れてからもう1年でしょ?寂しくないんすか?」

『そりゃ。。寂しいけど。。』

「なんていうか。。したくなったりしないんすか?」

『はっ?』

「あの。。エッチを。。モヤモヤしたりしないっすか?」

『なっ、なに言ってるのよ^^;』

「いや、俺の元カノなんて、1ヶ月もしなかったら狂いそうになるって。
姐さんは、1年じゃないですかぁ。。」

『シラフでそんなこと言えるかぁ^^;』

「えっ!!まだシラフなんすっか!!ひょえぇー
もっと飲んでくださいよぉ。。自分だけズルイすっよぉ」

『わかった、わかった。。飲むから。。だったら酔わせてよ。。』

「うーん。。じゃぁ、一気!!」

『アホか君は^^;?そうやって酔わせるか?』

龍平。。
うーんとロダンの「考える人」がそっぽ向いたような形で、
しばし天井を見上げて思案中。。

「姐さんの横、行ってもいいっすか?」

『えっ?突然なに^^;?』

「ダメっすか?」

『うん。。いいけど。。変なことすんなよぉ。。』

もそもそっと立ち上がり。。
立ち上がったところで一旦身体の揺れを止め。。
若干前かがみになって、あたしの方へ移動してきた。
こいつ、結構酔ってるなぁ^^;

「姐さんって、前から思ってたんすけど。。」

『なによ?』

「嫌いだったらごめんです。。加藤あいに似てません?」

『んと。。誰?それ?』

「えっ?知らないんすか?」

『知らない。。芸能人?』

「女優っす。。マジで知らない?」

『芸能人分からないよぉ^^;テレビ観ないもん。。』

「えっ!! そうなんすか?」

『うん。。小さい頃から。。』

「さすがだ。。やっぱりお嬢は違う。。」

『誰がお嬢だ^^;』

テレビネタもダメかぁ。。と、
再び考え込む龍平。
なんだ?この子は話題を探してるのか?

「姐さん、すげぇいい匂いすっよね。。何付けてるんすか?」

『んとぉ。。今日はエルメス。。地中海の庭だよ^^』

「んと。。。。分かんね^^;」

「俺、全然ダメっすよね。。男の色気ないっすよねぇ」

『ぷっ!何それ?ハタチのガキんちょが色気も何もないでしょ^^;』

「でも、テクはあるんすよ!」

『何のテク?』

「エッチの。。」

『あっそ』

「うわぁ。。ダメだぁー、全然ダメだぁ。。」

うな垂れる龍平を見てたら。。
とっても可愛くなって^^ちょっとキュんっとなってしまった。
母性本能なのか。。ダメダメ君にホロっていっちゃう感じ。
シラフとは言ったものの、本当は結構酔っていた。。
母性本能といたずら心が混ざり合わさって。。
自分でも信じられない行動に。。

『龍平?』

「はい?」

龍平がボヤっとした視線のまま
あたしの方に顔を向けるなり。。ちゅっ♪
龍平の唇に軽くキスをした。。
とっさに、龍平が顔を遠ざけた。

「やべぇ。。姐さん、すみません!俺、そんな。。」

『ばかっ。。謝るな。。』

「いえっ!すみません!本当にごめんなさい。。」

『よしよし^^もういいから^^』

そう言って、龍平を引き寄せて。。ぎゅっと抱いた。
龍平の気持ちには気づいていた。
龍平がサークルに入ってきた当初から、分かっていた。

6月くらいだったかな。。一緒に飲んだよね。
入部当初はやけに元気な奴という印象だった君が、
徐々に色褪せるように後退していくようで。。
それが気がかりで、あたしから飲みに誘ったのよね。

高校までは誰にも負けなかった。。
常に学校のトップだった。。天才と言われて育ってきた。
それが、大学に入ったらただの人になってしまった。。
本当に悔しかったんだろうね。。
あたしの前で泣きながらそう言ってたね。

『ねぇ?もう負けを認めたの?
仮に負けだとして。。あなたの価値ってそれでなくなっちゃうの?』

「いえ。。」

『上とか下があるとしてね、じゃぁ上に立ったらどうなるの?』

「優越感とか。。」

『優越感に、それほどの価値があるの?』

『たかだがテストの点の良し悪しでしょ?
それで味わってきた優越感でしょ? 人の価値ってそれだけ?』

「いえ。。」

『今あなたは初めて挫折したのよ。。
そこからどうやって身を起すか。。
挫折や失敗をどう次に生かすか。。そこに真価が問われるんじゃない?』

「はい。。」

『じゃぁ、起き上がりなさいよ。
上とか下とか、そんなチンケな世界にいないで。。
もっと大きな世界に行きなさいよ。。あなたの真価見せなさい』

龍平もあの時のことを思い出してたのね^^
ぎゅっと抱きしめて、しばらくお互いに黙っていたら。。

「姐さん。。」

「俺、あの時に生まれ変わった気がします。真価見せろって言われて」

『うんうん。。分かってるって^^』

龍平、斜に構えて人を見下す感じだったのに、
見事な転身よね^^壊れキャラ^^

「俺、友達いなかったんすよ。。高校まで。
でも、自分が変わったら、周りもこんなにも変わるんすね」

『点数かき集めるよりも。。ずっといいでしょ?
友達は財産だからね。。』

「今の自分、めちゃ好きっすよ^^」

『よしよし。。いい子^^』

さらに、力を入れてぎゅっと抱きしめた。。
普段はなんだかんだ悪態をついてるけれど。。
本当は、この子が可愛いの。

「うわ。。姐さん、マジやべぇ。。」

『何が?』

「胸。。マジ柔らかいっす。。」

『そう? 触りたい?』

「えっ!マジっすか?」

『ばか。。ウソだよ』

「ってか。。やべっ。。勃っちゃった」

『えっ^^; ホントに?』

「えぇ。。そりゃもう。。」

いたずら心炸裂。。
時間も時間だし。。アルコールも入ってるしで。。
ここからの展開に対して、事前に自己弁護^^;

『どれどれ。。』

龍平の股間へと手を伸ばしてしまったあたし。。

「うわっ!」

『ホントだ^^ すごいことになってるねぇ^^』

手の平をピトってあてがっただけだったけど。。
龍平のソコの熱が即座に伝わってきた。。
手の平全体に伝わる、その存在感と熱。。
その熱によって炙り出されるように。。
身体の奥底から何かがジュワっと染み出すような感覚。

中指の先で。。
龍平のソコを、下から上へ。。

「マジやべぇ。。それだけで出ちゃいそう。。」

『何?早漏なの?』

「違いますよ。。姐さんの手がソコにあるって思うだけで、
もう出ちゃいそう。。」

『じゃぁ。。出すか?』

30 6月

突き抜けた思い

3年ほど前の事、妻と買い物に行ったとき、デパートで元彼女の夫婦と遭遇、ご主人とは初めてなので軽く挨拶をし少し立ち話をした程度で別れた。
昼食に近くのホテルの中華料理に行くと、そこでまた遭遇、昼食を一緒に、先方のご主人の話題が切っ掛けで、食事中の話題は彼女と私の交際の話に終始した。
第一、高校2年から大学2年まで、あんたの奥さんとラブラブだったのでコクられたりしたけど、一穴主義で大事にしたよ!
心の中でそう思って、口では
「もう全然覚えてませんよ」
ちらっと妻の顔を見ると、ちょっと怒こった時の、他所よそしいが貞淑な顔で黙々と食べていました。

その日は終日、妻の冷たい態度にうんざりし、夜ベッドで妻に機嫌を直すように言うと、
「あまりいい気分じゃなかったの」
「じゃ、お前のもと彼の話でもしろ、前からちゃんと聞きたかったんだ」
しばらく黙っていた妻が話を始めた。
内容は、アルバイト先のオジサンと初体験をした事だった。
いろんなエッチなことを教え込まれたそうだ。
毛を剃ってパイパンで入れられたとか。
ミニスカートでデートしたときノーパンで公園で露出をさせられて、通りすがりの人に見られたとか。
オジサンの友達とか言う人と一緒に温泉に行き、2人から休む間のなくやられ続けたとか。
アナルにも何度も入れられたとか。

正直、驚きというよりショックに近かった。
最後に妻が、
「ごめんね、でもいつか告白しようと思っていたの」
「・・・・」
「嫌いになった?」
「・・・・」
「付き合いだした頃は、最後まで黙っておくつもりだったの、でも、本当にあなたが好きなの、だから正直に言いたいって思うようになったの」
目に涙を溜めて訴えるように話す妻を見ていて
「少し考えさせてくれ」と言ってその日は寝た。
翌日、会社で部長や、取引先の社長など、少し年配の男性を見ると、妻を可愛がったオジサンと重なってくる。
そんな日が1週間ほど続いた。
そんなある日、妻が
「ダメ?私のこと許せないの」
「そうじゃないんだ、結局自分の劣等感のようなコンプレックスすを感じているんだ」
「あのね、嫌われるの覚悟で言うけどいい?」
「えっ?」
「女って、終わった事はそれでキッパリ心の中でケジメが出来るの、だから私の中では完全に終わったからあなたの事本当に好きになれたし、もっと本当の私を知って貰いたかったの」
「うん」
「あなたSEXとても上手よ、その上私凄く安心しているから、オジサンたちの快感だけのSEXじゃ感じなかった幸福感がすごく感じるの」
「うん」
「もしね、あなたが未だ私のこと愛してくれるなら、私たちもっとこれからいろんな経験できると思うの」
こんな、会話の後最後に
「もっと、あなたの前で自分をさらけ出して生きていきたいの」
完全に心が晴れたわけでは無いんですが、劣等感の部分がすごく和らぐのを感じたら、股間がムズムズしてきた。
妻を引きよせ、キスすると凄く嬉しそうに身を委ねてきた。
妻の股間に手を伸ばすと、驚くほど濡れている。
「こんなに濡れるなんて、恥ずかしい、でもとても嬉しい」
その日のSEXから、私たちのSEXは大きく変わった。
「アナルって気持ちいの?」
「うん、最初は痛かったけど前と変わらないぐらいイイの」
「入れるよ」
実際に、やってみると気持ちもよく、妻も凄く感じている。
「バックで入れてお尻にも指を入れて」
妻の中に入った自分の亀頭をアナル越しに感じとれる事に驚いた。
何度も、前と後と繰り返すうちに、妻が今までにない声で感じている。
私も、果てて
「あのね、妊娠の心配ないからかも知れないけど、すごく感じるのよ」
それからというもの、妻とは以前とは違う、何の遠慮も無い関係が始まったように感じる。

「今度、3Pでもする?」
「あなたの元カノも、あの旦那さんも、少しそんな気があったんじゃないの?今度家に誘ったら?」
「なるほど」

あの告白から、3年、私たち夫婦もSWAP仲間が5組も出来、妻がスケジュールを調整し、多い時は月に3度、少なくとも1度は、複数でSEXを楽しんでいる。
元カノ夫婦とは結局そこまでの関係には進展しなかった。

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