mako1988

私たちのエッチな体験談

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2012年08月

22 8月

とある大学生の性生活の顛末。



大学1年の時(18歳)、サークルの新歓で知り合った子と意気投合し、知りあってから1ヶ月足らずで彼女の家に招かれることに。

彼女は、所謂押切もえタイプ(長身&細身、Bカップ)で、色白。今思えば出身の田舎では結構遊んでいたのだと思う。

この時、自分は童貞‥。

しかも、たまたま休講で午前中に授業が終わった&彼女は大学休みという状況で急遽誘われたので、心身共に準備不足のまま彼女のマンションを訪問。

彼女は最初からそのつもりだったらしく、程なくしてベッドで抱き合いながらキス‥。

唇はもちろん、初めて触れる女体の身体に感動を覚えているうちに、下半身はあっという間にマックス状態‥。

その異変に気付いた彼女は楽しそうにジーパンとパンツを脱がせ、当たり前のように手コキをし、そのまま口の中へ咥えてきた‥。

自分の中では「まずはムード作りをして‥」など、時間がないなりに浅知恵で色々考えていたのだが、良い意味で予想を裏切り、初めてされるフェラの気持ち良さに酔いしれていた。

「このままエッチか‥?」などと考えているうちに、彼女の絶妙な口技により発射‥。

オナニーとは段違いの気持ち良さを知る。

その後、彼女の洋服を脱がせ、細くて長い脚の間に顔を埋め、見よう見真似で舐めてあげると、AVでしか聞いたことのないエロい喘ぎ声に理性を失う‥。

その後、夢中になって一心不乱に舐めていると、彼女は「ダメ、イッちゃう…」と連呼しながら、軽く一イキ。

エロいのは男女関係同じということを知る。

お互い一イキした後、いよいよ初体験に。

「ついにこの時がきたか‥」と感慨に耽る間もなく、フェラで勃たたせた後、彼女は「上になっていい?」と言いながら、自ら誘導して騎乗位でヌルっと挿入。

自分の上でエロい声をひたすら出して動いている彼女の姿に興奮はしたものの、自分自身は全くもって気持ち良くない‥。

「こんなものか‥?」と思っている間に、彼女は「もうダメ‥」と二イキ。

「なぜ彼女がそんなに気持ち良くて、こちらは気持ち良くないんだ‥」と童貞らしい疑問を抱きつつ、正常位に移行。

が、やはり気持ち良いのは彼女のみで、こちらは初めて目の当たりにした女性の色白の細い裸体とエロい声だけを楽しむ状態に‥。

その後、程なくして彼女は三イキし、自分はイッたフリをするというお粗末さ。

「こんなものなのか‥」と、ややモヤモヤ感を抱えて帰路の電車に乗っていると、彼女から「しちゃったね(笑)順番逆になっちゃったけど、私と付き合ってくれませんか?」とのメール。

それを見て、つい先程までの一連のエロ行為が走馬灯のように巡り、彼女のフェラ姿や身体を思い出すだけで下半身が反応‥。

あの時、目の前に老人が立っていたら、席を譲れなかったかもしれない。

そんなこんなで彼女と付き合うことになり、週3〜4日は彼女の家に通うようになり、その都度半日近い時間をエロ行為に使う‥という状態が続いた。

今思うと、彼女自身に嵌っていたのか、口・身体に嵌っていたのかは分からない。

そんなある日、テーブルの上にあった彼女の携帯がブインブイン鳴り、彼女がたまたま買い物で席を外していたこともあり、何気なく見てしまう。

と、そこには自分の知らない男から「今度いつ来れる?」とあった。

「コレはまさか‥」と思い、その男の連絡先を自分の携帯に登録し、迅速に抗議のメールを送信。

その数日後、その男と対面して直接話を聞くことに。

彼女には、携帯を見てしまった罪悪感もあり、その男とどういう関係なのか確定していないということから、一切言わないでおいた。

直接対決の場に現れたのは、170cmでひょろい自分とは正反対のタイプの大男。

190cmほどの身長に、格闘技でもやっていそうなゴツい体型。 知り合いでなければ避けていただろう‥。

見た目のイカつさもあり、先入観で「人の彼女を奪ったな!」と思っていたが、話を聞いてみると実状は違った。

何でも、大男(彼女の大学の先輩)の家に彼女自身の希望で飲みに来て、彼女の方から抱きつかれ、下半身を触られた‥とのこと。

そこまでされたら男しては‥という感じで、「確かにそんなシチュエーションなら‥」と奇しくも納得してしまっている自分がいた。

その後、詳しく詰問してみると、大男には本命の彼女がいるものの、エロい後輩の誘惑には勝てなかった。 

その後輩に彼氏がいることも知ってはいて罪悪感はあったけれど、男としてはこんな美味しい状況を‥ということだった。

淡々と話す内容に絶望感を覚えたものの、「もう会わないから許して欲しい」と反省の弁を聞けたので、許すことにした。

というより、彼女の方から誘惑していたという事実に愕然としていた‥。

一般的な感情ならば「そんな女とは別れてやる!」となるところであろうが、彼女と別れたくない(今思えば、エロライフを失いたくなかっただけかもしれない‥)という動機から、大男と会って話したことはもちろん、二股をかけていたことも目を瞑ることにした。

が、夜に彼女と連絡が取れない日がある度に「もう会わないって言ってたけど、会っているのでは‥」「今頃、大男のものを舐めている&抱かれているのでは‥」などと、良くない方向に妄想してしまっている自分がいた。

そんな疑心暗鬼な日々を送っていると、心は荒んでくるもので‥。

もうしないと思っていた携帯チェックを実行してしまった。

と、そこには「昨夜はやり過ぎたな。もうカラっぽだよ(笑)」みたいな内容や、「(本命の)彼女とはもうエッチできない(笑)」などのメールが続々と‥。

しかも、「もう会わない」と言っていた夜も会っていたことが判明、、

コレにはさすがに呆れ果て、別れるしかないと憤りつつも、同時にメール内容の想像をして妙な興奮を感じてしまっている自分もいた‥。

それから間もなくして、彼女と別れることになった。

が、彼女は何とも思っていなかったかもしれない。

それなりに良い思いもしたが、ホロ苦い思い出です。

21 8月

誰に習ったんだ?

30近くになりそろそろ結婚したかった俺に紹介された嫁は職場の同僚の奥さんの後輩(別会社)、
当時大学出1年目、携帯の液晶を通してみた容姿は今ひとつだったが、会ってから判断するつもりだった。
同僚夫婦を交えて食事中はホスト役の同僚奥さんがしきり、
嫁は曖昧な返事しかせず、二人になってやや緊張が走った時の事だ。

嫁「俺さん本当に結婚相手を探してるんですか?」
俺「そのつもりです」
嫁「だったらなんでさっき(4人で食事中)友達からって言ったんです?」
俺「…結婚前提というと引かれるかなって思って、、」
嫁「引きませんよ!私はもう男の人に遊ばれるの嫌なんです!」
嫁「友達としてでなく、配偶者候補として付き合ってくれるんですよね?」
俺「…はい、そうです」

うわっ、適当にあしらってたのが見抜かれてたのかなぁ、思った。

嫁「後、気になってるんですが同僚奥さんとはどんな関係なんです?」
俺「…へ?」
嫁「随分仲が良かったじゃないですか!」
俺「ああ、彼女は大学時代同じサークルで同僚には俺が紹介したんです」
嫁「…それだけですか?本当に」
俺「…はい」

実は美人でスタイルのいい同僚奥は大学時代の俺の元彼女、
社会人になった後別の男に乗り換えられた数年後復縁を匂わせて接近してきた際に、
同僚に会わせたら意気投合して結婚してしまったのであった。

同僚には同僚奥から説明するはずだったがどうも俺と付き合ってた事をまだ知らない様子だった。
なんとなく同僚に対して罪悪感があったので鋭すぎる嫁の口を封じる為に結婚する事にした。

嫁とは結婚を前提で付き合うようになったんだが会ってもあまり話が盛り上がらず
おまけに嫁の態度は可愛げがないのでどう別れようか考えていた。
Hはもちろんの事キスさえゆるさないのでひょっとしたら処女かと疑ったほどだ。

正直嫌われているのかと思って暗に別れを促すと怒り出すし毎週嫁から予定を入れてくる。
嫁は何かと言えば「一生の事だから慎重に」といい、俺の情報を仔細にわたり知りたがった。

半年くらい付き合っていると嫁がやたら自分の家に俺を誘ってくる。嫁は当時自宅住まいで両親と同居。
さすがにまだ挨拶する気がないと思って避けていたら、、、、
デート中デパートで[偶然]両親出会ってしまいw婚約者として紹介される!!

一人娘で我侭&世間知らずに育ててしまった、それでも心根の優しい良い子だと自慢している。
末永く大切にして裏切らないでやって下さいと義父に頭下げられてしまった。
嫁もうっすら涙を浮かべている、、、その場の空気を読んでしまい、、

その後嫁の態度は急変する、俺と二人になるとデレデレ女になり、とにかく尽くす尽くすww
日常生活では常に俺の気持ちを優先するし、実家に財力があり甘やかされてたため
小遣い=嫁の給料なのでデート代にしろプレゼントにしろ常に自分のお金を使おうとする。

解禁になったHでもサービス満点であった、そのあまりの仕込まれぶりに疑問に思い嫁に過去を聞くと、
19から22まで地方から来たイケメン男と付き合っていた、当然その男と結婚するつもりだった。
が、男にとってはセフレで地方に本命がいた、それが発覚した後も男に嫁の愛情が
本命より上なら乗り換えるといわれしばらく付き合ってしまった。

まぁ散々弄ばれて捨てられた嫁は「結婚を前提にした付き合い」をしてくれる男とのみ交際し、
じっくり相手を審査して問題がないか判定すべきという人生観を得たというわけだ。
あと男は尽くし方が足りないと去っていくと、、

あれー、俺は中古掴まされたのかぁ、と気付いた時はもう情が移っていたので結婚したww

嫁は尽くすタイプだが、結婚当初家事スキルは0で専業主婦なのに、
週に2回ほど義母が俺のいない昼間にやってきてはサポートしてた。
義母のいた日は夕食が手作りなのに旨いので簡単に分かった。
でも嫁は全部自分でしているように演出していた(=嘘を付いていた)。

で、俺は義母が来てた日に「昼間に誰か連れ込んでたろう、新婚早々間男か?」と責めた。
もちろん出入りがあった証拠を突きつけてねwww
最初はシラを切っていた嫁は、途中で「何で信じてくれないの?」と泣き出し義母召還。
こっちが恐縮してしまうほど義母から謝罪を受けた。

それからは嫁は真面目に掃除洗濯を自分でするようになり、
料理教室にも通っているのでまぁまぁ食べられる料理を自分で作れるようになった。
俺が褒めると「愛しているからよ」と言って満更でもないようだ。

ちゃんと主婦が出来るようなったご褒美にこの秋子作りを解禁した。
嫁が言うには「ひょっとしたら当たっているかもしれない」状態だ。
本当なら「30までに二人産む」目標は達成できるだろうwww

調子にのって試してみた。

昨夜寝る前、話があると嫁をベッドに座らせて、

俺「<嫁の名>はどう思っているか知らないが、俺は結婚して良かったと思ってるから」
嫁「…へ?」
俺「俺は自分にとって、かけがえのない大切な人と結婚できたと思っているから」
嫁「…何?何の事?」
俺「…以上です」

どうも嫁の反応が薄いので、言わずに布団に入って寝る事にした。
しかし、布団の中でしばらく考え事をして何かを勘違いした嫁は

嫁「ねぇねぇ、<俺の名>は何か疑ってるの?」
俺「…」話が変な方向にいったので寝たふりしました。
嫁「前にも話したように、ちゃんと結婚してくれる人なら誰でも良いと思って<俺の名>と付き合い始めたけど」
嫁「別に<俺の名>の事をどうでも良いと思った事一度もないよ」
嫁「起きてるんでしょ?ちゃんと聞いて!」
俺「なんですか?」

嫁の顔を見ると涙目、

嫁「<俺の名>の事、大好きだから、愛してるから、<俺の名>以外誰もいないから」
俺「俺もだよ、夫婦だもの、当然<嫁の名>を愛してるよ、」
嫁「違うの、分かってくれない、こんなに愛してるのにぃ、」号泣、

泣き出した嫁の話をまとめると、
俺が以前、嫁にとって俺は所詮2番目の男だし、と友達に言ってたのが
ずっと気になってたそうだ。
愛情を信じてもらえないってずっと辛かったそうな、、
2番目を俺は順番のつもりでいったのに、嫁は順位で受け取ったようだ。

嫁「<俺の名>だけだから、本当に愛してるから、信じて」だそうだ。
その後流れでそのまま、はじめたんだが、、
俺のを咥えながら自分で弄って下の準備をする習慣は誰に習ったんだ?
とか思い立ったが聞かない事にしたww
20 8月

冴えない男だけどずっと君のことが好きだった

朝っぱらから長文失礼。

今から7年前の話だ。
当時、彼女(嫁)24、俺29。
彼女とはネットで知り合った。嫁が「○○の情報知ってる人いませんか?」と書き込みしていたのに対してレスし
それをきっかけにメル友になり、半年ほどメール交換した後に初めて会った。
正直、相手の容姿は全然期待していなかった。むしろブスだと思っていた。写メはショートカットだったので男にも見えるというくらい女っぽさがなかった。
ただ、趣味が合うことははっきりしていたので、気軽に友達と会う感覚で待ち合わせ場所に出向いた。
そこに現れたのはちょっと可愛いというか美人系の、黒髪セミロングで清楚な女の子だった。
服装もお洒落(というかお嬢様系の清楚な恰好)だった記憶がある。
俺は緊張しまくった。もともと持っていた卑屈精神が全開になった。こんな低スペ男が現れてごめんと謝りたくなった。
彼女は当時の俺の心情を察していたのかは定かではないが、メール通りに気さくに接してくれた。
その後行った飲み屋で話しているうちにすっか打ち解け、お互いゲラゲラ笑って趣味の話をして楽しく過ごした。
そこで「実は言うつもりなかったんだけど・・・」と打ち明けられたのは、彼女が医学部生だという事実。
つまり女医の卵だ。
半年のメール期間中にもそのことを言うか言うまいか随分迷ったみたいだ。
専門卒で当時年収350しかなかった俺は、彼女と会ってにかすかな恋心を抱いていたものの、怖気づいてしまった。
こんな才色兼備で若い女性と俺みたいな30間近の低スペ男なんて友達止まりだよな、と。

ここまで書いて上司に呼ばれたorz隙を見計らってまた続き書く

続き

彼女とはそれから月に2回くらいのペースで会うようになった。
一緒においしいパスタを食べに行ったり、映画を見に行ったり。
友人としてとてもいいやつで、俺が別の女に失恋したときも本気で慰めてくれた。
(言い忘れてたが、彼女と会ったときつきあってる彼女がいた)
趣味の話をし始めたら何時間でも話せた。
一緒に本屋に行っても退屈しなかった。彼女のセンスに興味があったし、彼女が俺に勧めてくれた本はハズレがなかった。
俺と彼女の間にはそういった強い「友人意識」というものがあった。それが暗黙の了解になっていた。

しかし問題だったのは、彼女がモテたことだ。
同級生の男とつきあうことになったと言われ、俺は激しい嫉妬を覚えた。
この時点で、俺は、彼女のことを完全に異性として意識しているんだと実感させられた。
彼氏だってできるだろう。彼女は大学生だ。専門卒の俺の知らないキャンパスライフとやらを満喫しているんだろう。
同級生の男とやらもリア充っぽい。そいつについては詳しく聞きたくなかったので極力聞くのを避けたから詳しくは聞かなかった。

彼氏ができたのは痛恨だったが、彼女は本当にいいやつで、無くしたくないと思った。
もう会えないなんて耐えられなかった。
彼女にとりあえずおめでとうと伝え、恐る恐る「彼氏ができたなら、俺と会うのはもうなし?俺はこれからも会いたい」と強く言った。
彼女は「うーん、彼に聞いてみる」と言い、数日後OKの返事をもらった。
俺と彼女はこれからも友人としてつきあうことになったし、俺は「彼とうまくいってる?」など探りを入れるような話題は避けた。
聞きたくなかった。
彼女ものろけてくるようなことはなかったが、時々その影がちらついた。
俺「あの映画見に行かない?」
彼女「ごめん、それ、もう見た」
こういう会話ののち、深くは突っ込まなかったが、内心これはたぶんそいつと見に行ったんだろうと思ったりしていた。

続き

そのような会話はほんとうに些細なことで、一回会って一回あるかないかくらいだったのだが、それが重なると耐えられなくなった。
こんな思いはもうしたくないとまで思い詰めた。
ならいっそ、彼女との関係を白紙に戻そう。忘れよう。彼女は幸せなんだろうしそれでいいじゃないか。
俺は元の冴えない男に戻っただけだ、と言い聞かせ、決意をしてもう終わらせることにした。
終わりも何も、まだ何も始まっちゃいないんだけどな。
彼女と待ち合わせをして、ちょっと豪華なレストランで彼女に言った。
「俺、○○ちゃんが好きだ。ずっと好きだった。でも、○○ちゃんには彼氏がいる。それが耐えられない。だからもう会うのをよそうと思う」
彼女はそこで黙った。それから言いにくそうに口を開いた。
「私はあなたに恋愛感情を持っているかどうか分からない。でも、今の彼氏とあなたとどちらを失うのが辛いかといえばあなただよ」
どういう意味か分からなかったが、言いにくそうにしている彼女を強引に説得して言わせると
・彼とは趣味が合わない。本を読まないせいか話題がTVのことと勉強のことばかり。あなたと話しているほうが楽しい
・彼とは告白されるがままにつきあった。断る理由がなかったから、つきあっていくうちに好きになるんじゃないかと思っていた
・一緒にいて楽しくない相手とつきあうのはどうなのかと思っていたが、彼に尊敬できる部分もあるので、そういうつきあいを大事にしていこうと思った
・彼とつきあうことであなたを失うことはつきあうと言った時点で想像していた。でも、彼とつきあううちに惹かれると思っていた。でもそうじゃなかった。
・今は、あなたを失いたくない。だから彼氏と別れろと言われればそうする
「彼氏と別れろと言われればそうする」と言われた時点で俺はキレた。
「別れろと言われなかったらそいつとつきあい続けるのか?だいたい、前から俺の気持ちは知ってたのか?俺はお前に今、正式に告白したんだ。
お前を失うことを分かっていて、それでも俺の気持ちを最後に伝えたくて告白したんだ。なのに今の返事はなんだ?
だいたい、好きでもないのにつきあっていくうちに好きになっていくかもってなんだよ!そんなやつ切っちまえよ!
俺といるのが楽しいならそれでいいじゃないか!こんなクソカップルに嫉妬してた俺が嫌になるよ!」

続き

彼女は黙って席を立ち、トイレに行った。帰ってきた彼女は明らかにやつれていた。泣いていたかどうかは判別できなかったが。
そして、席について冷たい口調でこう言った。
「私もあなたのことが好きです。でも、今はおつきあいのお話をできる身ではありません(彼氏持ちのことを言いたかったようだ)。
だから、一か月待ってください。一か月連絡もしないでください。誠実にお返事します。それでいいですか?」
丁寧語が印象的だった。
一か月も待つなんて冗談じゃないと思ったが、彼女の冷たい口調に俺は仕方なく了承するしかなかった。

食事が終わり、彼女を家の前まで送って行った。彼女は相変わらずぐったりした様子だった。
俺はぐったりした彼女を見て、「大丈夫か?」と声をかけた。何も言わない彼女を見て、思わず彼女を抱きしめた。彼女は無反応だった。

翌日、電話がかかってきた。
やけに明るい口調だった。
「直接会って言いたいから今は言わないけど朗報だから」と言われた。
その一言で俺は意味が分かった。

初めて会ってから3年後に俺たちはつきあうことになった。
しかし、今までと同じく付き合い方は変わらず、会ってもずっと最近読んだ本の話をしたり、その感想を言い合ったり、お堅い内容の議論をしたり
一緒に見た映画をボロボロに貶して悪口で盛り上がったりというつきあいだった。

彼女が国家試験の勉強に集中したいという時期には距離をあけたが、試験が怖くてたまらないと言って彼女から毎晩電話をかけてきた。

医師国家試験に合格し、彼女はめでたく医者になった。
俺は冴えない技術者のままだ。
彼女が医者になったとき、俺たちは結婚した(就職した後に苗字が変わるのが嫌だと嫁の弁)。
激務のせいか滅多に笑わなくなったのが寂しいが、俺には愚痴を聞いてやることしかできない。
それでも嫁はひとしきり愚痴を言った後、俺に向かってありがとうと言ってくれる。

結婚して後悔したことは一度もない。
ほとんど家事をやってくれないのが不満だが、俺は嫁と結婚できて本当に幸せだ。

以上です。
こんな駄文につきあってくれてありがとう。

追記

嫁は俺の好意には早々に感づいていたらしい。
「だってあなた分かりやすいんだもん」と、つきあって一か月後くらいに笑い交じりに言われた。
「でも私だってあなたのこと友達として好きなのか恋愛感情なのか分からなかったから、すごく迷ったんだよ」とも言われた。

家では完全に嫁優位。
年収は完全に負けてるし、家事は俺の担当だ。
というか、家事は俺の担当という取り決めをした記憶はないのだが、いつのまにかそうなっていた。

でも嫁の尻に敷かれてるのも幸せだなと思う毎日だ。

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