mako1988

私たちのエッチな体験談

私のエッチな体験・皆のエッチな体験、ネットで拾ったエッチな体験の話をいっぱい掲載

23 5月

夏日和

あけ放った縁側から田舎道をはさんでさわさわ竹林をなびかせる涼風に頬をなでられ、
さかさまに見上げる垣根とひさしで陰になっていても午後の日ざしはうだるようで、肩甲
骨までまくりあげられたワンピースの下、こんなにもひんやり気持ちいい畳にシャワーを
浴びたばかりの裸の背中を横たえさせているというのに、一本づつ深々とからめた指の先
までも汗ばみ、びくんびくんといやらしく背中が跳ねて、そのたびに彼女にコントロール
される体がきゅぅっと芯から引きつってしまう。
 からめとられ、ほどきようのない……聡美さんの指は、しなやかでとてもエッチなのだ。
 純和風のほっそりした面立ちにものやわらかな笑みをたたえ、しっかり右手はあたしと
つないだまま、自由な方の手が下半身めがけてつぅっと肌を焦らすようにとろかすように
這っていく。
「我慢しないで。律子ちゃんの声を聞かせて、ね」
「あ……あ、あ」
 必死で腰を浮かすのによつんばいで膝をつく聡美さんからは逃れられず、前後同時に指
の腹でふにふになぞられ、柔らかく熱した鋭敏なふちを2本の指で開かれたまま、ぎゅっ
と我慢してた後ろのすぼまりのまわりを揉みほぐされちゃうと、もう頭なんかまっしろ、
恥ずかしさと変な疼きで身も心もいっぱいいっぱいになり、もうろうとした意識がさらに
どろどろのぐちゃぐちゃになってしまう。
 横の座布団には聡美さんのサブリナパンツが上品にたたまれていて、目をつぶっていた
ってあざやかに焼きついた聡美さんの大胆な姿が頭に浮かびあがってしまう。
「いいの。おねがい、私を見て?」
「だって、聡美さん……大胆で、裸より……恥ずかしい……」
「主人にも見せたことないのよ。こんな私を知っているのは律子ちゃんだけ」
 顔をおおった指のあいだからおそるおそる薄目を開けるあたしの前で、誘うように聡美
さんは腰をよじり、キャミソールの上半身と靴下だけの下半身をふりふりしてみせる。
 ……白くたわわに肉づいてつうっと翳りだすお尻の切れこみからのぞく、ぴっちりと排
泄の穴に食いこんだ黒々した栓そのものの異物……そして、そこから垂れさがるリングの
取っ手がぷらんと揺れていた。
「律子ちゃんも私と同じ。ココ、感じすぎてひくひくしてるじゃない」
「ダメ、ダメです……汚いですから、お尻なんて……いじらない、で……」
「あら」
 不思議そうに首をかしげ、それでも愛撫をやめずにあたしの反発を喘ぎ声で封じながら、
聡美さんはチューブのようなものから自分の手にたっぷりジェルを塗りつける。
 まさか、そう思いぞくっと全身をこわばらせ身構えたあたしを見て、それでもほんのり
頬を上気させただけの聡美さんは、逃げだそうとしないあたしの無抵抗な反応を楽しんで
いるようで、でもあたしだって、ほとんど恋愛というか崇拝に近い憧れをもっていた人に
迫られて拒絶できるほどの勇気なんかなく……
「分かるわ。初めて人にされるときは怖いし、恥ずかしいし、嫌がって当然よね」
「さ、聡美さん……?」
「でもその拒絶感があればこそ、一度、挿れられちゃうと狂ったように燃えちゃうの」
「あたし、そんな……ヘンタイじゃ」
「素直じゃないのね」
 お尻はすごいのよ、なんてぞっとする科白を口にして、そして不意に聡美さんから貞淑
な人妻の雰囲気がさっとぬぐいさられた。目が少し冷え冷えしている。
「だいたい、律子ちゃんも楽しんでたじゃない。昨日、このプラグで。この間から便秘の
薬を使っているのも、そっちのための、たしなみからでしょう? ね」
「そんなっ、どうしてそれを……」
「ほら。律子ちゃんだって私と同じ。お尻で楽しむことができるんだから」
 彼女の下腹部からたれさがるリングに目が吸い寄せられ、どくんと心臓がはずむ。
 その、動揺した、一瞬のことだった。
 ジェルまみれの指先がするりとお尻の谷間にすべりこみ、力をこめていた括約筋のすぼ
まりをこじり広げたかと思うとあっけなくつぷんと侵入してしまったのだ。異物感に瞳孔
が広がり、あたしの体は弓なりに体を跳ねあがってしまっていた。
「あっ、は、ひッッ」
 息がつまって喘ぎもだせず、すっぽり第2関節までらくらくとあたしを犯す聡美さんを
ちぎれるほどに下半身で食い締める。
 うそ、どうして、こんなことに……夢よ、きっと……
 夏休みだから、避暑にきただけなのに……あたし、聡美さんにお尻を犯されてる……っ!

 ご近所だった聡美さんとは家族ぐるみの関係で、やさしい笑みと控えめな物腰に憧れた
あたしはお姉さんのように慕いつづけ、だから結婚したばかりの聡美さんから夏のあいだ
遊びにこないかと誘われてた時なんか、家族にからかわれるほど舞いあがったのだった。
 結婚式でお見かけした旦那さまはやっぱり優しそう、連れ子の健太君も人なつこい子で、
毎日朝から健太君と野山で遊び、午後は予備校の教師の経験がある聡美さんにつきっきり
で宿題とか勉強とか教わり、のんびり避暑していたのだけど……その、おとといの午前中、
留守番をまかされたとき……あたしは、みて、しまったのだ。
 むっと熱気のこもった、聡美さんの部屋。
 夏日にさらされた机、探してた宿題のプリントの陰に転がる、黒々した大人のおもちゃ。
 正直ショック……だったと思う。
 だって、新婚なのに、こんな器具なんかって、どうしてって、頭がぐるぐるして怯えた
目を周囲に配り、ひとりきりの静寂にじっとり体をつつまれ、重苦しさに汗をにじませて
いた。
 節電のためなのだろうクーラーを切られた部屋で、わけもなくそれを握る聡美さんの手
の幻があたし自身の手にかぶさり、ごくりとつばを飲む音にびくっとして、それが自分の
のどの音だと気がついて、ドキドキしつつも、でも知識だけは知っていたから、ぼんやり
それを手にとって濡れてもいない逆三角錐の先に指を這わせ、そして、それから……
 あたしはやっちゃいけないことをした。
 もうろうとした感覚にカラダを支配され、まるでまぼろしの指に導かれるみたく小さな
プラグの先に唇をよせ、丸めた舌先でねっとり湿らせていったのだ。
 なんでだろう、おかしなことなのに、いけないことなのに、あたしはたしかに興奮して。
もどかしくワンピースの裾をつまみ、それを口でくわえたまま、もう十分うるおっていた
しずくに少しだけまぶして……
 つうと這わせた禍々しい異物を、お尻に、ちゅぷんと埋めていたのだった。

 お尻でのオナニーを覚えたのは早くからだった。ひとりで慰める方法を知りたてのころ、
はずみでわれめの奥に指がささり、泣きそうなほど痛かったことがあってから……でも、
それ以上に、いけないところ、ふつうじゃないところの刺激であそこがどろどろになっち
ゃうというヘンタイぽさに溺れていたのかもしれない。
 だから、後ろでのオナニーは人一倍の後ろめたさとうらはらだった。
 いけないと思えば思うほど体が燃え上がってしまうのだ。前はたまにクリトリスを刺激
する程度、めったにいじらないし方法も知らない。
 聡美さんのひそかなおもちゃがアナル用、しかもミニサイズだと見ただけで判別できた
のそういう理由。もちろんあたしは持ってないけれど、大人のおもちゃにはずっと興味が
あったのだ。
 軽く指で穴のまわりをほぐすとお尻はあっさりプラグをのみこみ、えらの張ったカサの
固さにゾクゾクっと立ったまま軽くイッちゃったあたしは、その日一日抜き方さえ忘れて
ちょうどいい食いこみ加減のプラグを甘くきつく噛みしめつづけ、異物感に夢中になって
ひくひく震えていたのだった。
 必然、その日は聡美さんの顔をまともに見られず、軽くお尻をはたかれただけで飛びあ
がり、でもこっそりプラグも洗って返し、ひとときのえっち体験も終わり、絶対バレてい
ないはず。なのだ。なのに。
 一日あけた今日、裏山から戻って健太君とお風呂で汗を流し、彼が塾に出かけたあとの
至福のひととき、マンツーマンのお勉強会はどこかどきりとする濃密な気配をただよわせ
ていた。あけはなった縁側では風鈴が涼やかに揺れ、あたしだけを見つめて、あたし1人
に独占された聡美さんは、いつになく色気をしっとりと滲ませ、解説のたび額がくっつく
ほど顔を寄せてくるのだ。
 どぎまぎしっぱなしのあたしは、きっと赤い顔をして、浮ついていただろうと思う。
「その問題解けたら休憩ね。ご褒美あげるわ」
 なんだろ、ご褒美だって……などと胸を昂ぶらせつつ、うだる熱気の中テストが終了し、
そうしたら聡美さんがまわりこんできて背中から手を伸ばして採点をはじめちゃうから、 
意外にうっすらした、でも人妻の熟した胸の感触に耳まで赤くなる。
「84点。合格ね。よくできたわ、律子ちゃん」
「ひゃっ、さ、聡美さ……」
 耳元にふうと息をかけられ、ぞくぞくっと飛び上がって抗議しようと口をすぼめたとき
……聡美さんの燃えるような唇がかぶさり、あたしは吐息を奪われていた。

 瞬間思ったのは、嫌だ、でもなく、女同士でキスなんて汚い、でもなく、あたたかくて
柔らかくて力が抜けちゃう、という甘美な実感ばかりで、舌先と舌先がざらりとこすれた
とたん、そのあまりのいやらしさに頭がショートし、くなくなっと力のぬけた身体はくる
んと反転させられ、あたしは畳に押し倒されていた。
「ご褒美よ……ううん、ご褒美をもらっちゃうのは、私の方かしら」
「は、はふっ、あに、あにを」
 ようやく唇を解放されてあえぎ、ろれつもまわらず、でも、聡美さんにえっちなことを
されているという事実は、本当は痛いほど認識できていたから、相反する感情に裂かれて
あたしはどっちにも動けず、あざやかな手つきで白いワンピースを剥きあげられ、初めて
他人の指による愛撫をカラダに許し、経験ゆたかな指先に思う存分翻弄されて、とうとう
こんなにも爛れたカラダにされてしまったのだ。
「お尻、いいでしょう? ゾクゾクしない? どう動かされるか分からないものね」
「ふぁ、ふぁぁぁ。だから、あたし、何のことか全然……」
「ほーら。どう?」
「あはぁっ、ヒァ、んきィィ……!!」
 まるで三歳児の泣き声だ。きゅうきゅうと繊細な指でアナルをかきまわされ、快感をこ
らえる最後の防波堤か何かのように握りあう聡美さんに指をきつく食いこませ、自分から
最初に手をさしのべて指をからめたことを思いだし、さらに耳まで赤くする。
「プ、プラグって、あたし知らない……」
 あたしの抗弁を聡美さんが薄い笑みでうけながす。
「甘いわ、律子ちゃん。だってあれは律子ちゃんをためすためにわざと置いたんだから」
「え、あっ、はふぅうン」
「うふふ、がんばり屋さんね。かわいいわ。虐めがいあるもの」
 ドキッとする言葉にすくむのもつかのま、ぐりぐりっと指が腸壁、穴のすぐ裏をこじる
ようにまさぐって、たったそれだけで口なんか半開きになっちゃう。信じられない、イイ、
全身からどばあっと冷や汗が吹きだして、われめがどろどろになっちゃ……
「昔から好きだったの、律子ちゃんのこと。私、本当は女の子が好きなの。こういう意味」
「ひっ、はひ、あ、ひ」
「だから律子ちゃんに引かれる覚悟でね、誘いをかけてみたのよ。まさか、アナル経験者
だとは思ってなかったけど」
 くりくりと指であたしをあやつり、妖しくねっとり視線をからめてくる。
 ほ、本気だよ……どうしよう……
 あたし、あたっ、し……こんないじられて、もう、後戻りなんか……
 欲しい、薬でも盛られたみたいに、疼いて……
「律子ちゃん……?」
「……」
「ねえ、怒っているの? 乱暴で、ひどいこと、しているかしら?」
 心配そうに、上気した聡美さんの顔が下りてくる。近々と、息がふれるほど。
 あたしには声なんか出せない、だって聡美さんは語りかけながら同時にお尻の穴と前の
とばりを開く指がくねって悶絶しそうになってしまうのだ、今だって必死に快感のあえぎ
をこらえているのに、声を出したら、もう、ガマン、できない。
 変だよう……こんなひくひくして、自分の指とは全然違う。狂わされちゃう、おかっ、
おかしく、なっちゃぅぅぅ……
 あからさまに目をそらすととたんに指がいじわるく激しくなり、といって情欲に濡れる
瞳を睨みかえすなんてムリ、LOVEじゃないけど憧れつづけていた女性に裸の肌を重ね
られて、変だと叫ぶ理性なんかふっとぶほどあたしは濡れて感じまくっているから、こう
して、太もものあたりからさわさわ充血した下腹部をいじられちゃったりするだけで聡美
さんの指も手首もべしょべしょにしずくで汚しちゃって、瞳を重ねて弁解することも訴え
ることもできず、視線をうばわれて目をうるませているのだ。
「ねえ、嫌かな? 私じゃ……お願い。本当にやめて欲しいなら……今、そう言って」
 せっぱつまった声で聡美さんがささやきかける。
 でないと、もう我慢が効かない。そういうニュアンスをこめているのだ。
 いつのまにか聡美さんはあたしの裸体の上にまたがり、痛いほどこわばった未熟な乳首
がキャミソールごしに重なる体に変にこすれて甘くしびれが走っていく。
 ふとももに絡んだ聡美さんの下半身……無意識にそこに目がいった瞬間、ゾクゾクっと
妖しい快感が火花をちらして背筋を駆け上がった。
 あたしなんか比じゃなく本気でしたたってる、聡美さんの、乱れた大人のいやらしい唇。
あたしを見てこんなに感じてくれている。エッチに乱れてくれているんだ。
 その卑猥さに、頭のどこかが、バチっと激しくショートした。
「あ、あたし……恥ずかしい……」
 拒絶ではなく、嫌悪でもなく、そう、口から漏れたのは、聡美さんへの、屈服の合図。
「いいの。私だって恥ずかしい……そして、嬉しいの」
「さ、聡美さぁん」
 名前を呼ぶ、ただそれだけの行為が、まるで甘いおねだりのようだった。
 2人して真っ赤な顔を見つめあい、それでも視線はそらさない。
 妖しく鼻と鼻を触れあわせ、えっちなしずくで濡れた手にあごをつままれると、かぐわ
しく唇が色づいてあたしの唇をぴっちりふさいだと思うまもなく、ふたたびぬるりと彼女
の舌に侵入されて瞳孔を見開いてしまう。
 彼女の瞳の中には、これ以上ないほどいやらしく上気した、あたしの、姿。
 たとえようもなく淫靡なハーモニーがしたたった。
 唾液と唾液がぐちゃぐちゃに攪拌しあってみだらな汁音をあたしの口の中で奏で、酸欠
で意識が遠のくまで口のなかを蹂躙しつくされ、まじりあう2人分の粘液を一滴もこぼす
ことなく、聡美さんの舌技に導かれていじわるくとろりとろり飲まされていく。
 なにもかも受身で無抵抗、すべて聡美さんにされるがままでいることが総毛だつような
快楽をもたらし、二本に増えた指がみりみり括約筋を割り裂いてもぐりこんでくるのを懸
命にお尻で噛みしめ、びくびくっとお尻の穴を緊めあげて味わう。
 ジェルでひやりとした指は内側からみちりみちりと直腸をひっかいて、排泄物が引っか
かり逆流してくるようなその独特の感触にだらりだらりと汗がこぼれる。そう、この感触。
この倒錯感。必死に絞りあげて阻止しようとするお尻の穴をあざわらうかのようにあたし
を責めたて、今にも意識が飛びそうなのに、膜がかかったように最後の一線をこえられず、
必死になって聡美さんの指に指をからめてしがみつく。
 その手をぽんと振りほどかれ、聡美さんが本格的にあたしを嬲りだした……両手で。
 それは劇的な変化、二倍の刺激どころじゃない、全身が溶けていく。
 ねばあっと唾液のアーチをひきのばしながら離した唇で耳たぶを甘く噛み、胸を胸にこ
すらせつつ指がもぐりこんで痛がゆく乳首を捻りつぶし、一方で3本目の指をお尻にねじ
りこみながら親指がわれめの包皮をおしあげ、過敏な突起をさらけだす。
 まな板の上ではねまわるだけのあたしを、徹底して火照らせ、下ごしらえしていくのだ。
「全体にちょっと上つきなのね、律子ちゃんは」
「ん、ぃう……し、知りません」
 言葉でも恥ずかしがらせながら、こりこりと親指の先が真っ赤にただれているだろう神
経のかたまりを弄りだすと電撃が駆け抜け、かはっと息をつまらせた一瞬のうちにあたし
はたてつづけに3度イッてしまい、完全に脱力した後ろのすぼまりに根元までいやらしく
指を噛みしめてまだアクメがとまらない。
「さっ、聡美さん、イク、イッ、いきま……」
「他人行儀じゃなく、昔みたいにお姉さまって呼んで?」
 甘えるようにねだられ、しかもこんなに愛されて、身も心もあらがえるはずない。
「おっ、お姉さま……すご、すごく、て……お姉さまの指……感じちゃ……」
「嬉しいわ。その一言、待っていたの」
 あとはもう言葉じゃなかった、たぶん、盛りのついたえろえろな猫の悲鳴だ。
 よがりくるってギリギリと穴をすぼめ、うちがわの壁をぐいと拡張する3本の指にのけ
ぞらんばかりの快感を励起され、とろんとたれる腸液さえ感じられそうなほど、どころか、
締めあげるその場所に4本目を埋めようとして、しかも、痛みもなくゆるみきったお尻は
あっさり小指の先を咥えこんでしまい、どっと変な衝撃がカラダを押し流す。
 たゆたゆと、未成熟な胸を聡美さんとこすりあわせ、意識も飛びそうなほどの快感と悦
びを彼女にもなすりつけて肌のふれあいで伝えるのだ。
「私、胸が薄いのがコンプレックスなのよ。律子ちゃんの胸、うらやましいわ」
「はひ、ん、聡美さ……お姉さまこそ、きれい、です……」
 いつのまにか上半身も裸になっていた聡美さんはほっそりした顔をかたむけほほえんだ。
 たしかに見た目はあたしの方がボリュームあるけど、でも、聡美さんの胸は膨らみかた
が上品で、つんと控えめに尖った乳首と小さ目の乳輪の色づきかたがすごく情欲をそそる
ギャップをかもしているのだ。
 なよなよしているようでしなやかな物腰が大胆に目を誘い、その、なよやかなんて単語
たぶんないけどそんな感じだ。桜色にゆだる女性の肌が同じ女のあたしをこうもおかしく
誘惑するなんて。その指が4本も、あたしのお尻をみっしり占領してる、なん、て……
「ふわぁ」
 想像と現実のシンクロでお尻がひくんとはずみ、子宮の底からカラダがねじれた。聡美
さんの指がアナルを探索し、さらにもう片手でぎゅぎゅっと外からお尻の肉をあやし揉み
こまれてしまい、しかも同時に親指の先で痺れきったクリトリスまではじかれて、からだ
を駆けのぼる熱さと快感は電撃さながら、口からよだれがこぼれているのだって気づけな
いぐらい。
 お尻、ゆるゆる……もっと、もっと深くにまで、このめくれるような刺激を欲しい……
 聡美さんの目が淫蕩に揺れて、あたしの声なきおねだりはすべて伝わっていた。

あっと思ったときにはお姫様だっこされ、あたしは聡美さんの乳房のあいだに(その、
谷間というほどじゃない控えめなふくらみなのだ)顔をうずめている。
「最後はもっと涼しい部屋で」
 言葉をくぎったけど、その先は聞かずとも分かる。だから、おだやかな表情とうらはら
にドクドクと昂ぶる聡美さんの鼓動を聞きながら2階の寝室に運ばれ、ぎしりとベットに
沈みこんだ。鼻を埋め、シーツに残る聡美さんの匂いをくんくんとかいでしまう。
「いけない子。何を調べているの」
「だって。お姉さまの匂い、しみついて……」
「動物みたいなのね、ふふ」
 おおいかぶさってきた聡美さんの口づけを今度こそ自分の意思で受けいれて、さえずる
ようについばみながら唇をうなじや頬に這わせていく。聡美さんの指がまたも下腹部へと
伸び、羞恥心をこらえて力を抜くと、まるでそれが当たり前のように長い指先がぬぷぬぷ
とお尻のなかへ沈んできた。あごをそらし、目を閉じ、逆流するような異物感を楽しむ。
 すごい、いくらでも感じちゃう、濡れてあふれてしまう、聡美さんもこの感触を……?
 はじめて、あたしは自分から指をのばした。
「あっ、律子ちゃん、なにを……っ!?」
「お姉さまのも、見たい、から」
 聡美さんの声がおもわぬ動揺の色をおび、なまめかしいあえぎをにじませる。あたしの
指が聡美さんの下腹部を、あたしよりも生えそろった茂みをなぞり、そこから下へと遠慮
なくつぷんともぐりこんだせいだ。湿ったひだにとろりとしずくが絡みつき、ざわめいて
指を深くへ引き込んでいく。もう片方の手をお尻にまわすとあのお尻に埋まったリングに
指がふれ、きゅっと引っぱると初めてのどを鳴らして聡美さんが嬌声をあげた。
 あとは2人とも無我夢中、足をからめあい、たがいの指をたがいの下腹部に沈め、前と
後ろをひたすらにいじくりっこして慰めあう。おたがい性器(とお尻)をいじる指は一秒
だって離したくない、そのぐらい発情してて、だから、手を使えぬままでもどかしく唇を
這わせたり肩を甘噛みして痕をつけちゃったり、あっというまにもとのように身体が疼き
火照り燃えあがっておつゆがあふれだし……ふうふう喘ぎにまみれた聡美さんのもちだす
器具に、目がとろけた。
 いやらしい形状と使用方法は知っている……レズ用の、ペニスバンドだ。
 装着する人の側にも男性を模した突起があって、甘くうめきつつ聡美さんが自分がわの
ディルドをわれめに挿入して腰に沈めると、下半身から黒々した男性のにせものがそりか
えっている状態だ。
「律子ちゃんは、えっと、男性経験ないのよね」
「はい、バージンですから……聡美さんが最初の人です」
 ためらう口ぶりだったのですぐぴーんと来て、あたしの返事は甘えるような、少し挑発
的なものになる。すると聡美さんは意外なことを口にした。
「嬉しいこと言うのね。でも、バージンなら、そっちは大切にしておきましょう」
 え、と聞きかえす前に、聡美さんはあたしの耳たぶをこりこり歯でもてあそびつつささ
やいたーー律子ちゃんには、お尻での楽しみかたを徹底的に教えてあげたいもの、って。
 え、待って。でも、じゃあまさか、その太さを、お尻に……!?
「大丈夫よ。さっき指3本半入ったじゃない。ふだんからお尻の好きな律子ちゃんなら、
ほぐれているし、痛くなく入れられるわ」
「……し、知りません」
 言葉責めだぁとか気がついて、思わずぷいっとむくれてしまい、でも次の瞬間くるんと
うつぶせにされ、あたしの腰を聡美さんが押さえこむと、固い、固い、今までにない太さ
のものが、ジェルまみれのぬるぬる感で、背後からお尻に触れてきて……
「さ、息を吐いてね。かわいがってあげる」
「ひ、ひぁぁぁ」
 ぬぬぬぬぬ……
 もうなんていうか他の表現がないくらい、ぎしりぎしりと一息ごとに括約筋をがばっと
引きこじる感覚でとてつもない密度のかたまりがアナルに挿入されてきて、圧倒的な固さ
ときたら燃えたつなんてものじゃなく、火がついたようにお尻の肉がへばりつきまとわり
ついて深くみっちり咥えこみ、太ももどころか下半身全体が汗だくになっていぶりだす。
 すご……こんな、飲みこんじゃって……入ってくるぅぅ……
 入ってくるのがとまらないぃぃ……
 なんかもう手足をばたつかせたくて暴れて、その両手を聡美さんにしっかりにぎられ、
逆上がりに失敗した人みたく両手を後ろにひっぱられると、いっそう深々とディルドを突
きこまれてしまい、胸がたゆたゆとシーツの海で揺れ動く。
 まだ、まだ入って、うっそだぁ、もう指の長さ2倍ぐらい挿入されてるのに、まだ窮屈
なところへ肉壁をこじられていって……
 とうとう、ついに、ぴとんと濡れそぼった聡美さんの下腹部があたしのお尻に密着する。
「根元まで入ったわ、すごいすごい。苦しくはないでしょう?」
「ひっ、はひ……」
 体重をあずけることなくおおいかぶさる聡美さんにあごを首の後ろをちろりとなめられ、
びくびくっと痙攣が伝染して腰にまで響く。なにこれ、全身が過敏になってない……?
 ビビビビっと振動がはしりはじめ、そこで理性がふつんと消滅した。
 たぶん最弱のディルドの振動、でもそんなもの、直腸を串刺しにされてしまったあたし
にとっては、体内からフルボリュームで響かせられているようなもので、その感触たるや
あまりのすごさに内壁とすれあう摩擦にもだえくるい、噛みしめるとかそういう次元じゃ
なくアナルが最初から最後まで開きっぱで、ぎゅっと閉じようと試みたってまったく感触
さえ手ごたえさえ感じないほど無意味なのだから、まさに自分の意思におかまいなくお尻
を犯され放題な身体になってしまっている。
「動くわよ、律子ちゃん」
「は、はぃ……おねえさま、やさしく……」
 すがる瞳でふりむくあたしに優しいキスを一つくれ、お姉さまは本格的に腰を使いだす。
ずずず……ぬけていく感触は、切れ目のない排泄物を力んで力みつづけているような途方
もない排泄感、しかも、めくりかえされた腸壁まで括約筋からひきずりだすような衝撃だ。
 ……たえられる、わけが、ないじゃない。
 かろうじて呼吸をあわせてかは、かはっ、と息が乱れ、絡めた指だってお姉さまのいい
ようにあやつられて自分の胸をくにくにシーツのひだにこすりつけられ、もうなにがなん
だか分からず頭をふりたてて、しがみつくように双頭のディルドを食い締めて裸体をよじ
りたててしまうのだ。
 ほとんど抜けかけたと思ったディルドが一気に打ち込まれ、体じゅうが鳥肌だってどろ
っととろけて液体という液体をあふれさせた。めくれかかったアナルの内側を一瞬で疾走
し、ぱぁんと最奥まで貫くディルドが灼熱の槍となって神経をすみずみまでやきつくし、
ただれさせるのだ。こんなの、リズムも合わせるも何もない、快楽の泉であふれかえった
奈落に頭をつかまれて押しこまれ、溺れさせられているようなもの。
 一突き一突きで背中がそっくりかえり、はあはあと犬のように舌をだしてあえいだ次の
瞬間にはその舌を噛まぬようあわてて歯を噛み鳴らして衝撃にたえ、自分のものじゃない
お尻がビリビリと絶頂にあたしを追い上げていく。
 息をしていることが不思議なほど呼吸が千々に乱れ、ただ熱い硬度だけがあたしの全て。
「あ、は……」
 イった、イきました、そう口にしかけた次の瞬間には引き抜かれていくディルドの反動
でさらに高みへと打ち上げられ、涙目になり、とどまることをしらぬオーガズムに喉まで
おぼれて声もなく泣き叫ぶ。
 壊れ、壊れちゃう……こんなの、ダメェェ……!
 こんなにされたら、あたし……!!
 さいわい、お姉さまがあたしの様子に気づいてくれた。
「あ、ごめんなさい、私が暴走しちゃって……こんな感じかしら、これなら、どう?」
「はひっ、ありがとうございまふ」
 声も出せないあたしを見て、お姉さまの動きがゆるやかに変わり、抽送のリズムがより
軽くテンポをあげていく。どん、どん、ずるるっとお尻の穴がキュルキュル噛みしめたり
ゆるめたりを繰り返し、これなら、そう、お姉さまを感じながらイクことができそうだ。
うん、うん。たしかめて、噛みしめて、味わって、お尻がヘビのようにくねってる。いけ
ないところが痙攣して、しびれの波が広がって、熱く甘くとろけていけそう。 
「おね、お姉さま……あ、あぅ」
「律子……かわいいわ、もっと、もっと私に顔を見せて、律子」
「お姉さまがいっぱい、いっぱい、あたしの中」
 呼び交わしながら、幾度となく腰をうちつけあい、首をねじって唇を吸われ、愛されて
いる快楽を、一心に、汗だくで重ねる裸の身体に刻みつけていく。はしたなくお尻を掲げ、
処女の割れ目をびしょびしょにして、獣のように交わっている……っっ!!
 ぞくぞくと随喜の寒気が弓のように身体をしならせ、痙攣の波で意識が真っ白になった。
 強い快楽のゆりもどしの波をかけられ、脱力した肢体ががくんと弾んで、ほんの数秒、
オーガズムで気絶していたのだと気づく。深々とお尻にはディルドが串ざしのまま、聡美
さんがあわてて抽送中のディルドをぴたっと止めたのだ。
「あ、はふ、お姉さ……ま」
「律子、ちゃ、ん……最後まで、イった、のね」
 おかしい、声が乱れていると顔をあげたあたしは、切なそうに眉をひそめる聡美さんの
顔を目にしてすべてを悟った。刺激の強さからあたしだけが先に行ってしまい、聡美さん
はイクにイケないつらい状態にされてしまったのだ。
 思うと同時にカラダが動いた。自分でお尻のディルドに手を沿え、裸体をうねらせつつ
腰を沈めていく。あっというまにぶりかえす、ビリビリした絶頂のオーガズムそのものの
痺れに気を遠くしつつも、あたしは聡美さんに涙目で訴えかけた。
「さ、聡美ちゃん、どうして……」
「いいの、あたしはいいからお姉さまがイクまでしてェェ……!!」
 一緒にイきたいの……!
 叫んだ瞬間、意識がふっと途切れ、一瞬世界がやみに落ちて……
 ふたたび目をあけた瞬間、括約筋のふちまで引き抜かれていたディルドがずどんと芯ま
で打ち込まれて……あっというまの抽送の連続に、何かをわめき、オーガズムに打ち震え、
指の先までびぃぃんと突っぱらせたまま、それでも受け止めきれる快楽の深みではなく…
…真っ白な輝きにそめあげられ、今度こそ、あたしは絶頂の無のなかへと意識を手放して
転がりおちていった。

「もう入ってきてもいい、ですよぉ」
 その日の夜……あたしの声で入ってきた聡美さんの旦那様は、おーっと娘をみるような
おもはゆい顔で目を細め、部屋着から浴衣に着替えたあたしと聡美さんをにこにこと見た。
健太君はあたしの裾をつかんでおおはしゃぎだ。
 聡美さんと目を見交わし、ほんのり染まる頬に秘密を共有した者の笑みをうかべる。
 ほんの半日前のできごと。
 けれど、その引き返しできない線を踏み越え、あたしと聡美さんはいまや、決定的な蜜
月の共犯者だった。
 あれから、30分位は余韻に浸り、あたしは聡美さんの裸の胸に顔をよせて甘えていた。
どうしてこんなになっちゃったのか、レズなんてありえないような体験をしてしまって、
でも今なら、聡美さんとなら、これ以上なく幸せを噛みしめていられる。
 淡白な旦那様への不満だとか、ネットの通販だとか、いろいろ裏のこみいった事情もあ
るんだろうけど、そんな話は全然大事じゃない。
 あたしと聡美さんの関係は、もう憧れじゃない。本当の意味で愛をかわしあった、もう
二度と手放したくない、そういう意味の好き同士なのだ。

 からからと下駄をならし、暗くなったあぜみちを隣町の花火大会へ急ぐ。
 健太君はお父さんとゲームのように遊びながら歩き、あたしたちはその数歩先を、腕を
組んで歩いている。ときおりよろめきつつ、甘く上気した顔を……いやらしい刺激に、
頬を染めあい、キュキュッといじらしい感触を噛みしめ、じゃれあう。
 からみあう目線は瞳はどこまでも涼やかで、奥ゆかしい人妻のどこにあれほどの淫靡さ
ひそんでいたのか、想像さえつかない。
 瞳のなかに愛情深く映りこんだ自分を見やる。その顔は、ぼうっとのぼせていた。
 新しい刺激が体を満たしているのだ。
 そう。着付してもらった2人のカラダには、えっちな仕掛けがほどこされている。お尻
の穴をみっちりふさぐのはバルーンプラグという空気でサイズがふくらむアナルプラグで、
あたしの中にあるのも聡美さんの中にあるのも、力んだって絶対ぬけない大きさまで膨ら
まされ、文字通りアナル栓になってて、しかも空気を抜く部分にさわれないように上から
チェーンをかけ、小さな尾錠で留めてあるのだ。
 簡易貞操帯……なのだとか。
 もちろん、股間をくぐるチェーンは割れ目に埋もれ、クリトリスも刺激されつづけで、
とぷとぷといやらしい湿り気がつきることなくにじみだす。
「気持ちいいでしょう」「悪趣味ですよぅ」
 口をふくらませつつも、ジィンとたえず疼かされる淡い刺激はまるで一糸まとわぬ裸で
歩いているかのようで、視線が気になってみまわす瞳が泳ぎ、はじらいのあまり発情して
そそりたった乳首が浴衣に擦れてしまうのだ。
 尾錠の鍵とプラグを振動させるリモコンはおたがいの手の中、だから、彼女はあたしの
もので、あたしは彼女のもの。いつONにされて鳴かされるか分からない、ひやひやする
いやらしいゲームのはじまりだ。
 いけない秘密を分かち合う実感。それは、とても愉しく、心地いいものだった。
 ようやく川べりの土手に出ると、そこはちょっとした縁日状態で、立ち並ぶ夜店がにぎ
わっていた。ぼくとつな田舎の祭りめいた騒音が気分を高揚させる
「お姉さまー、花火、楽しみですね」
 あと一週間かそこら、そのあいだ、あたしと聡美さんの記憶はどのくらい増えるだろう。
 無性に頬ずりしたくなって聡美さんの腕に顔をすりすりながら、あたしは、聡美さんの
プラグの振動を、かちりとONにした。

23 5月

美少女共有奴隷

ー1ー

桜の花がほころぶ頃、春一番が吹いたとか吹かないとか……。
これが、最後のチャンスです。

卒業式が終わった後、卒業生が退場して行くのを見守っていた。
「先輩……」
凛々しい横顔は、自分をみつめたのだろうか。
静香は、胸を締め付けられるのだった。

ポケットの中に手をさし入れると先輩に最後の告白をするラブレターを隠し持っていた。
教室に戻る人ごみにまみれて、先輩を探していた。

記念撮影のために、校庭で整列している。
あんなに沢山の人の中では、渡す事などはできない。
ずっと、チャンスを狙っていたのだが、なかなか先輩は一人になる様子も無い。

「このまま、渡せずじまいに終わってしまいそう……」

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ー2ー

卒業式の日は、在校生も午後の授業は無かった。
午前中だけで、下校時間となる。

それでも静香は、教室にポツリと残って、先輩の事を、考えていたのだった。
ゆっくり立ちあがり、もう誰もいなくなった、教室を後にした。

二階の廊下を歩きながら、外を眺めていた。
「あれは……」

裏庭に先輩が誰かと歩いている。
もう、卒業してしまっているのに、まだ、学校に残っていたのだ。
その誰かとは、男性の後輩のようだ。

階段から裏庭に回り、二人の男性の行方を探し出した。
桜の木陰で、斑になった裏庭は、ひっそりと静まり返っている。

プールの塀の金網越しに、二人の頭部が微かに見え隠れした。
この先は、古いプレハブの旧校舎があった。
そこは、部活や体育際や、要らなくなった机や椅子の倉庫となっている。

「なんだか、後をつけていくのが怖くなってきたわ」
男性二人の後を追うのは、心細かったが、そんな弱気を、ポケットの中のラブレターを握り勇気を振起したのだ。

やはり、二人は旧校舎に入っていった。
「あんな所で何しているんだろう」

ゆっくりと、廊下側のガラス窓から静香は中を覗くのだった。
なかなか、二人の姿を発見できないでいた。

「どうしよう。やばそう……」
静香は、身震いを覚えた。
二人の関係が、静香の考えているような間柄だったらどうしよう。
その現場を覗き見ているのが、もし、二人に知れたら……。
でも、憧れの先輩が、まさか、そんな関係の人とも思えない。
いや、そんなはずはないのだと、言い聞かせるのだった。

隠れていると、何か声が聞こえてきた。

「卒業しても、僕の事忘れないで……」
「忘れるものか、絶対に」
「ほんとうに……」
「あたりまえじゃないか」

静香は、ビクっとした。
ラブレターは、ぐしゃぐしゃと握り締めていた。
「やだっ、先輩ったら男の人を……」

静香は、ゆっくり見付からないように、頭を上げてガラス窓を覗いた。
先輩は、腕を伸ばして肩を握っている。
どうみても、あのままだと、キスでもしそうな態勢だ。
「やっ、やめて……。あたしの思っているような関係になんかならないで……」

しかし、後輩の彼は静かに目を閉じている。
その顔は、どちらかと言うと女性のように綺麗だ。
閉じている目からは、涙があふれているようにも見えた。

「可愛いよ。おまえ」
その言葉で、彼は関を切ったように、先輩に抱きつくのだった。
「止めて!」
と、大声を出してしまった。
二人の男性は、その現場を見られたことに気が付いたのだった。

静香は、振り返りもしないで旧校舎を後にした。

残された二人の男性は、その女生徒の顔を見覚えが無かった。
「僕達の事みられちゃったわ」
「気にするな。おまえが、悪いんじゃないんだから、後を付けるなんて、卑劣な奴だな」
「僕は、許せない」
「どうするつもりなんだい」
「あのコを、僕の奴隷にしてみせる」
「奴隷ね。俺も虐めさせてくれるかい」
「ええっ、もちろん。僕達の事をあんな目で見るなんて許せないわ」
「なんて、可愛い奴」
二人の男性は、抱きしめ合い。
濃厚なキスをした。

相沢幹は、美男子と言うより女性的な魅力のある綺麗な顔立ちの在校生だ。
しかし、陰湿な性格は、その顔とは裏腹に、カミソリのように危険な男だった。
卒業生の木堂明は、スラット伸びた長身で在校生の女子の憧れの的でもあったのだが、彼は、相沢幹といい仲にあったのだ。

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ー3ー

杉本静香17才。
4月。
高校三年生になった。
憧れの先輩の卒業式以来心に深い傷を残してしまっていた。

下を向いて足取りも重く校門を入っていく。
そして、相沢幹も三年生となっていた。

下駄箱の前に掲示板が置かれている。
三年生のクラス分けが書かれているのだ。
静香は、自分の名前を確認するために、掲示板に近づいて行った。

自分の名前を三年D組に見付け、下駄箱に向かうと、自分のネームプレートが貼られている。蓋を開け靴を入れようとすると、隣にいる男子生徒の顔を見て、鞄を落してしまった。

「相沢幹……」
「同じクラスになったみたいだね」

ガタガタと足が震えるのが分かった。
ヘビの様に、冷たく鋭い視線が胸元に注がれている感覚に胸元を隠す静香だった。
相沢幹は、それ以上は何も言わずに教室へ向って行った。

「カッコイイーー」
「綺麗な顔立ちって彼の事だわ……」
そんな女生徒の声が相沢幹を追いかけて行った。
そんな時、肩をポンと叩かれ、ビックリした。
「静香ったらどうしたの?」
山本萌美は、二年生の時の同級生だった。
しかし、三年になったらクラスが違ってしまっている。

萌美の顔を見ていたら、涙が溢れて来た。
「そんな顔しないのよ。すぐ隣のクラスなんだから、いつでも話くらいできんだから」
「萌美……」
「さっ、行きましょう」

萌美に連れられ、三年の教室に向かう。
そして、D組の扉から背中を押され、教室に飛び込んでしまった。

「じゃーね。休み時間にでもまた会いましょう!」
ニコニコと手を振り、萌美はC組の教室に行ってしまった。
相沢幹は、出席番号1番であり、廊下側の一番前の席に座っていた。
その視線を、感じオドオドと自分の席に向かう。

ネームプレートは、三列目の後の方だった。
すぐに鞄の中身を机に入れ、相沢幹の方を見た。
クラスの女生徒が3人ほど、相沢幹の周りに集まっている。
しかし、幹は、ニコリともせずうるさそうに頬杖ついて対応していた。
それが、逆に女のコ達には、カッコイイと映のだろうか、見る間に女のコに取り巻かれてしまっていた。

静香の脳裏には、先輩と幹とのキスシーンが鮮明に甦って来るのだ。
「いやいやっ」

肩まで伸びている髪は落ちついて茶色に染められている。
170センチはある相沢幹が立ちあがると、女のコ達の頭の上にその妖美が顔が覗いた。
幹は、女のコをかき分け、ざわつく女のコを、気にすることも無く、真っ直ぐに静香の方に向かう相沢だった。

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ー4ー

上から見下ろされ、硬直し身動き一つできなくなってしまった静香だ。
先輩が卒業して残していったのは、この恐怖感である。
どうして、先輩の後を追ったのだろう。
あんなことをしなければ、淡い初恋で終わったのに、見なければよかった。

授業が始まっても、勉強などは頭に入らない。
それぞれが、新しい友達ができ新学年を楽しく過ごしているのに、静香だけは恐怖に苛まれていた。

一刻も早く学校から帰りたかった。
休み時間には、隣のクラスから萌美がやってきて、自分のクラスのカッコイイ男のコの話とか、新しくできた女友達の事などを、途切れる事も無く話しつづけている。

クラスが変わってしまった静香のことを、思いやっているのか、自分の事だけを考えているのか、静香は情けなく聞くだけだった。

昼休みになり、お弁当を出そうとした時、相沢幹がメモを渡し教室の外へ出ていった。
受け取ったメモを見ると、旧校舎で待っていると書かれていた。
心臓がドキドキして、手が震え、食欲まったく無くなってしまった。
萌美がやってくることもなく、静香はどうすることもできなかった。

昼休みが30分ほど過ぎ、旧校舎に行こうか止めようか考えていた。
やっとの思いで立ちあがり、人気の無い旧校舎にたった一人でやって来たのだった。

そこに、立っていたのは長身の美しい女生徒だった。
「あなた……」
「そう、僕だよ」
「あ、相沢幹さん……」

セーラー服を着て髪をすき上げると、綺麗な顔立ちの幹は、ニューハーフと言うより、大人の女性のように見える。

幹は、静香を素早く引き寄せ、胸をにぎってきた。
「うっ」
抵抗することもできず、静香は幹のするがままになっていた。
「憎らしい乳だよ」
揉みしだきながら、自分のからだに無い乳房に嫉妬しているようだ。
「高校を卒業したら、手術して女になるつもりでいるんだ」
逃げるすべも、気力も無くなってしまっている静香は、スカートの下から手を刺し込まれても身動き一つできないでいる。

上から手が無造作にパンツを引き下げる。
あまりない陰毛を掻き分け、割れ目に指が入り込んでいった。
「お願い……。乱暴にしないで下さい」
「もちろんよ。あんたは、明さんに貢ぐ、貢物なのだから、壊れてしまっては台無しだものね」
「み、貢物……」
「そうよ。あんたを、貢物としてりっぱな牝奴となってもらわないとならないのよ」
牝奴という言葉がどういうことなのか理解できないでいた。
陰核への刺激が邪魔をしていた。

自分で弄った事は、何度かあったが、これほど長い時間弄ったこともなかった。
何気なく湿り気を覚えた事もあったが、淫らな音を発しながら垂れ流す事は経験したことが無かったからだ。

「あっ、あぁぁーーん」
声が口から出て来る。
それは、無意識の事だった。

ー グチュグチュ。ピチャピチャ。 ー

誰も近づかない旧校舎の中で、セーラー服の二人が抱き合いながら、淫らな行為をしているのだった。
お腹が、キュルルルッと、動き出した。
子宮がうずくのだ。
「やっ、止めて……。お腹が……」
「悔しいわ。あなたの子宮をあたしのお腹に移植させてくれる」
「そ、そんなぁー」
「あなたには、穴さえあればいいのだから、子宮なんかいらないでしょう!」
「そんな事できません」

相沢幹の残虐な顔は、静香の膣に中指を突き立てるのだった。
「キャッ!」
「処女幕?」
その言葉で、顔を赤らめる静香だった。

--------------------------------------------------------------------------------

ー5ー

何くわぬ顔で、相沢幹は自分の席についている。
静香の膣口はヒリヒリとしていた。
何かを刺し込まれている感覚が残っているのだ。
歩く時も不自然であった。

新学年一日目は、授業もほどほどに、下校時間となった。
4月の風は春と言うより、夏の便りを届けているようだった。
校門を出ると、180センチはありそうな体格のいい憧れだった先輩がそこにいた。
しかし、静香は駆け寄ると言うより、恐怖感が先に立っていた。

相沢幹同様、木堂明も女生徒の憧れの的なのだ。
「キャーッ、先輩だわーー」
などと、沢山の女生徒が取り巻き始めている。
しかし、木堂は、そんな女達には目もくれず、静香に駆けより、肩を力強く抱いて、歩き始めるのだった。

それは、沢山の女生徒からの敵意に満ちた視線を受けるのだった。
誇っていい事なのだろうか?
その上、相沢幹がその後から静香を挟みこむように合流するのだ。

「あのコったら、教室にいる時って目立たないコなのに、隅に置けないわね」
などと、囁かれるのだった。

行き先は、先輩の家だった。
先輩の家は、自動車の修理工場を経営している。
波トタンでできている工場の裏に、納屋のようなさほど大きくも無い倉庫があった。
そこに、家の人や工場に働いている人達に見付からない様に、連れられて行った。

納屋に押し込まれると、二人の男性は変貌した。
静香を無造作に放り投げるように突き倒し、明が片足を痛いほどに踏み付けるのだ。
「あぁーーーっ、痛いっ、うぅぅぐぅうぅぅぅぅーーっ」
幹に後から紐の中心にボールの付いた猿轡を填められてしまい声が出せなくなったのだった。

「どんなパンツを履いているのか見せてもらおう」
「うぅぅぅぅ」
うなるしかできない静香の事を面白がって、踏まれていない方の足を大きく開くのだ。
プロレス技の股裂きのように、大きく開かれ、純白のパンティに昼休みに甚振られた股間の染みが露出されるのだった。

その中心部分を、食い入る様に見詰める先輩だった。
「早く、裸にしてしまいましょうよ」
幹は、明の前に来ると、女言葉を話すのだ。
170センチの幹と、180センチの明に、150そこそこの静香が力で敵うはずも無く玩具のように良い様に遊ばれる以外になかったのだった。

納屋は、二階があり急な階段を二人の男に片足ずつを握られ、逆さになりスカートは完全に裏側になってしまい捲りあがったセーラー服から乳房の付根ほどまで露出され、無残に引き上げられるのだった。

「ゆっくり引き上げろよ。怪我されても困るからな」
「ええっ、ゆっくりと引き上げましょう。その方が存分に惨めな格好を見れるわ」
もがき苦しむ静香だった。

階段の端が鋸のように体に食い込み、頭に血が上ってくる。
こんな状態にされている上、パンツの上から股間を撫ぜまわされるのだ。
パンツも半分ほど、捲り上げられ、肛門は露出させられている。

酷いと言うより、惨忍な行為だ。
二人の男は、その無様な静香の格好を見ながら、キスをしている。
あれほど憧れていた先輩が、こんな男だったと言う現実と、自分が玩具にされる悲しさもさることながら、痛みと股間の刺激が、頭を狂わせていくのだった。

やけに股間が冷んりするので気が付いた。
痛みと逆さ吊りの為に、静香は気を失ってしまったらしい。
全裸にされ、大きく股を開かされた状態で椅子に縛り付けられていた。

「あまり、濃い陰毛じゃないけど、永久脱毛でもしてやろうかって思ってね」
そこには、先輩の姿は無く、幹が静香の股間に顔を埋めていた。
ピンセット形の低周波脱毛器なのだろう、一本づつの陰毛をスルリスルリと脱毛を繰り返していたらしい。

肛門の周りには一本の無駄毛も無くなっている。
そして、残された陰毛も亀裂の周りに数本と言う所になっていた。
「もう、おまえのマ○コには二度と毛は生えないから安心するんだな」
なんてことをするのだろう。
陰毛を全部永久脱毛するなんて……。

それだけではなかった。
線香立てにロウソクが用意されていた。
脱毛した双女院に線香の火を近づけ刻印を印そうと言うのだ。
明と幹の名前を、印すと言う事らしい。
静香は、頭の中で叫んでいた。

ー お願いします。そんな事をされたら生きていけません。 ー

階段を上ってくる明だった。
「幹!そろそろ、返してやろう」
「でも、まだ……」
「体に傷を付けるのだけは、止めとこう」
「そ、そうね。この女がいた方が、あたし達も楽しめるものね」

その言葉で、今日の屈辱は終了するのだと思った。
しかし、幹は静香の肛門にイチジク浣腸を刺し込んだ。
目を見開いて、いやいやをしたが、イチジク浣腸を指で押し中の薬液を直腸に注入したのだった。

「おまえのウ○コをしてるところを、見てやるわ」

未完

23 5月

DOLL

(1)

さあ・・お風呂に入ろうか・・・・?
パパが、私のブラウスのリボンを解いた。
私はロッキングチェアに座ったまま、じっとしている。
パパはブラウスのボタンをはずし、スカートのファスナーを下ろし、一気に私の服を脱がせた。
だいぶ・・汗をかいているね・・・・
まだ1月。
外の気温は低くても、私がいつもいるサンルームは、春のように暖かい。
きれいに・・・洗ってあげるからね・・・・・
パパは私を抱き上げると、バスルームへと運んで行った。

最初は、ほんの遊びのつもりだった。
ママと、新しいパパを困らせるつもりの、小さないたずら。
今では「それ」が普通になってしまった、、、、

本当のパパが死んだのは8年前。私が5歳の時。
ブティック経営に夢中のママの変わりに、私の面倒を見てくれたのは、物書きをしていたパパだった。
保育園の送り迎え、食事の用意、洗濯、、、
「お隣のさっちゃんちも、お向かいのこうちゃんちも、裏のまみちゃんちも、みんなママがおうちにいて、おいしいおやつとか作ってくれるのに、どうして、ゆきなのおうちだけ、ママがいないの?」
何度そう言って、パパを困らせたことか。
「あのね、ゆきな。ゆきなのママは、お仕事が大好きだから、パパは、応援してあげてるんだよ。お友達のおうちでは、ママがご飯作っているけど、ゆきなのおうちは、パパが作ってるんだぞ。すごいと思わない?」
「ほんとうだ!! パパ、すごい!!」
大好きだったパパ。
日曜日の朝、10時になっても起きてこないので、心配になって寝室に見にいったら、もう、冷たくなっていた。
死因は、心臓発作。
パパにすがって泣きじゃくる私の後ろで、きれいにお化粧したママが一瞬微笑んだのを、私は忘れない。

パパは、ボディーソープを2プッシュ分取ると、両手でたっぷりと泡立てた。
私はバスルームの真ん中で立ったまま、じっとしている。
にゅるん!
パパが両脇から手を滑らせ、おっぱいを揉むように洗い始めた。
やせっぽちだった私のカラダも、少しづつ、女らしい脂肪がつき始め、今ではパパの片手にちょうどくらいの大きさのおっぱいになってきた。
パパはそのまま、右手を脚の間に滑らせる。
ああ・・・もう生えてきちゃったね・・・・ちくちくして・・痛いでしょ・・・?
私はあさっての方を向いたまま、答えない。
きれいにしてあげるからね・・・・
パパはそう言うと、私をバスマットの上に、仰向けに寝かせた。

パパが死んで、半年くらいした日の夜中。
蒸し暑くて目が覚めた私は、トイレに行こうと、ママの部屋の前を通りかかった。
ドアが少し開いていて、電気の明かりが漏れていた。
、、、、ママ、、帰って来てるのかな、、、
ドアをノックしようとして、手が止まった。
変な、、音がする、、、、
見ちゃいけない。
頭の中で、誰かが叫んでいた。
それでも私は、こわごわとドアの隙間から、中を覗きこんだ。
黒いベルトで、カエルのような格好にされたママが、仰向けに床に転がっている。
大きなおっぱいには、洗濯バサミが沢山ついていた。
ママの脚の間には、知らないおじさんが立っていて、右足のつま先でママのおまたを踏んでいる。
ママが、、ママが殺されちゃう!!
私は助けを呼びに行こうと、ドアから顔を離したその時、
ああぁ・・もっと・・あなた・・もっと・・・・ああぁ!
今まで聞いたことないような、甘えたママの声がした。
私は再びドアから除きこむ。
あんなにひどいことされているのに、ママ、なんだか、うれしそう、、、
しばらくして、おじさんがパンツを脱いだ。
おちんちんの先っぽが上を向いていて、とってもグロテスク。
そのままおじさんは、ママの上に乗っかるように覆いかぶさった。
ついに耐えられなくなった私は、逃げるように部屋に戻り、ベッドに飛び込んだ。
頭まですっぽりお布団を被っても、両手で耳をふさいでも、ママの声が聞こえてくる。
それは、1時間たっても、2時間たっても、終わらなかった。
私は飛び起きると、逃げるようにベランダに出て、そのまま飛び降りた、、、、、

目を覚ますと病院にベッドにいた。
目の前にママの顔があり、そのとなりに、あの時のおじさんの顔があった。
ベランダから落ちた私は、1ヶ月も意識不明だったらしい。
一段とお化粧が濃くなったママを見て、急に意地悪がしたくなった私は、何にもわからないふりをした。
お医者さんが呼ばれ、いろいろ診察をされた。
ぼんやりとしたまま、まったく口をきかない私は「記憶喪失」と診断された。
さらに1ヶ月入院をしたあと、記憶以外特に問題はないので、私は家に帰れることになった。
迎えに来てくれた車の中で、初めてママは私におじさんを紹介してくれた。
「あのね、ゆきな。このおじさんが、今日からゆきなの新しいパパよ。」
私はその時、もう二度と、絶対に口を聞くのはやめよう、、と、決心した、、、、

(2)

私はバスマットの上に、両膝を立て大きく脚を開く格好で、仰向けに寝かされていた。
パパはシェービングフォームを私の股間に塗りつける。
動かないでね・・じっとしていて・・・・・
パパが安全剃刀で、じょりじょりじょり、っと髭のようになった私の毛を剃りだした。
初めて毛が生え始めたときから、1度も私は生えそろったことがない。パパがいつも、きれいに処理してしまっていたから。
しばらくしてパパが、シャワーのお湯で股間の泡と剃られた毛を、洗い流した。
さあ・・・つるつるになったよ・・・お人形さんみたいに・・きれいだ・・・・
パパはうっとりするように、私の股間に唇を寄せ、ぺろっと舐める。
無表情に徹している私の顔が、一瞬だけゆがんだ。
パパは、そんな私の変化を、決して見逃さない。
ふふ・・・・
パパは軽く鼻で笑うと、私をのカラダを起こした。
さあ・・・さっさと洗って・・出ようね・・・・・
そう言うとパパは、手早くシャンプーを済ませると、大きなバスタオルで私を包み抱き上げた。

新しいパパがきて1ヶ月くらいしたころ、サンルームのフリーマットの上に転がって空を見ていた私を、パパがいきなり抱き上げた。
ママが・・呼んでいるから・・・おいで・・・・
そのまま私を、パパの書斎まで運んで行った。
部屋に入ると、ママがソファにいた。
両手を後ろで赤い紐で結ばれていて、両方の膝は50cmくらいのポールが付いた黒いベルトで止めれらている。
そのまま顔だけをこっちに向けたまま、お尻を高く上げるような格好で、うつ伏せになっていた。
パパに抱きかかえられて部屋に入ってきた私を見て、ママは、声にならない悲鳴を上げた。
パパはそんなママを無視するように、私を椅子に座らせる。
ママがね・・これから楽しいことをするから・・・ゆきなちゃんにも・・見て欲しいんだって・・・
パパはそう言うと、ママの方に近づいて行った。
あなた・・・やめて・・ゆきなはまだ・・子供なのよ・・・・
うつ伏せだからか、それとも他の理由からか、ママはかなりかすれた声で、そうパパに訴えた。
びしっ!!
いきなりパパが、ママのお尻をスリッパで叩く。
うぅ!・・・はぁ・・・・
ママの口から、悲鳴ではなくため息が漏れる。
椅子をしっかりソファの方に向けられているので、私は目をそらすことができない。
目をそらしたら、お芝居がばれちゃう、、、、、
そういう意識も働き、表情のない瞳で、ママを見つめていた。
だめ・・・だめよ・・ゆきな・・・見ては・・だめ・・・・・
ママは、口ではそう言っていても、なんだかもっと、見て欲しがっているような、、、そんな気がした。
パパが、ママのお尻を撫で回し始める。
ママのカラダに鳥肌が立った。
ふん・・・
パパは鼻で笑うと、右手に持っていた黒くてなんか変な形をしている棒を、ママのお尻に刺した。
あうぅ!!
ママが声をあげる。
パパはそんなママにかまわずに、何度も何度も、その棒をすごい早さで出し入れした。
ああぁ!・・・う・・ああ・・あ・・は・・!・・・ああああ・・・!!
ママはぎゅっと目をつぶり、腰をくねらせる。
どうだ・・牝豚・・・実の娘に視られている感想は・・・・?
パパがママの髪を掴んで、顔を上げさせた。
ああ・・・とっても・・気持ちがいいです・・・ご主人様・・・・
ママが答える。
ははっ!・・・実の娘に視られているのに・・マン汁垂れ流し・・か・・・この変態豚め!!
パパはママにお尻に刺した棒を、左手に持ち変えると、右手で何回も、ママのお尻を叩いた。
ああ!・・はあぅ!!・・あぁっ!・・んぁ!!・・・
そのたびに、ママの声が上がる。
ママの開いた脚の太腿には、白っぽい液が、たらたらっと流れて、ソファに染みを作っていた。
やっていることの意味がわかっていたわけではない。
ただ、とても普通ではない事ように思えた。
私は、目の前で繰り広げられる行為を見続けているうちに、いつの間にか、なにも考えられないようになっていた、、、、

ゆきなが・・お風呂からもどったよ・・・
パパがリビングのドアを開けた。
そこには、全裸に首輪をされ、もう何年も鎖で繋がれっぱなしになっているママがいる。
パパはきれい好きなので、時々ママをお庭でホースとブラシを使って、洗ってあげていた。
私がお風呂に入る前に洗ってもらったのか、髪が濡れたまま、マットの上に横になっていた。
パパはソファに私を座らせると、ドライヤーで髪をきれいに乾かしてから、用意してあった白い、フリルの沢山ついたワンピースを着せてくれる。
それからパパは、私を抱き上げママの目の前に連れてくると、後ろから両膝を抱え、赤ちゃんにおしっこをさせるような格好をさせた。
そのまま、私の股間を、ママの鼻先に、近づける。
ほら・・・きれいだろ・・・?・・ゆきなのおま○こは・・とっても可愛くて・・お人形さんみたいだ・・・
ママは、舌先を出して、私の股間を舐めようとした。
がつっ!
パパはママのお腹を蹴る。
誰が舐めていい・・って言った?!
ママは、蹴られたお腹を押さえ、うずくまっている。
あとで・・少しだけ・・お裾分けしてやる・・・それまで待っていろ・・・
パパはそう言うと、私を肘掛け椅子に、座らせた、、、、、

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