未開部族=人類本源の共同体社会においては、性は隠すものでも秘めるものでもありません。性の充足の追求こそが、集団にとって最も重要な活力源となっていることを、数々の事例が教えてくれます。
     
     
<コンゴ奥地バクツ部落>
・・・女たちの煽情的な踊りは誘うように続けられ、それを視つめる男たちの血走った瞳には、急激にぎらぎらと欲情の火が燃え上がる。太鼓のリズムも、踊りも、その頂点に達した。と、なにか野獣的な唸りとともに、男女いずれからともなくとびかかり、広場のあちらでもこちらでも激しい愛の営みをくりひろげる。
バクツ族の男女は、日中から夕方にかけての時間を休養に当て、ただ、この一刻のために生き続けているかのようである。彼らの一日は、セックスを中心に展開しているといってもよい。
バクツ族は一夫多妻制であるが、そのセックスの相手は必ずしも夫だけとは限られない。そのような社会環境と同時に女性は多く子供を生めば生むほど、つまり子供が多ければ多いほど、部落内で尊敬される。
したがって、たとえ他部族の男性であろうとも、バクツ族の女性は躊躇なく求愛の行動を取る。それは発情期のメス猿がオス猿に対して行う求愛方法、すなわちプレゼンティングと全く同じで、相手の目の前にその発達したヒップをぐいと突き出す。
こうして相手が彼女のプレゼンティングに応じると、すぐにその豊満な肉体をすり寄せていく。
     
<サハラ砂漠トアレグ族(ハム語族系部族。イスラム教徒と言われる)>
イスラム教徒でありながらトアレグの未婚女性はベールをかぶらない。トアレグ族が母系相続制をとっていることも、原因のひとつであろうが、ベールをかぶらないと言うことは、彼女らのセックスの自由が認められていると言うことをも意味している。
トアレグ族の娘たちは、自由奔放にセックスを楽しむことができるので、じっくり男性のなんたるかを肌で確かめ続ける。トアレグ女性たちには独特の秘法があって、結婚前のセックス中にほとんど妊娠することはない。また、こうした秘術を心得ているためか、正式に結婚しても子供はあまり生まれない。が、それは厳しい自然環境が大きく作用しているからで、意識的に産児制限的な措置がとられるのも、彼らが多年にわたって培ってきた生活の知恵と言うべきであろう。
また、これほどセックスに深い知識をもつせいか、アラブ諸部族に多い性病もトアレグ族には皆無である。同時に男女のセックスは100パーセント開放されているため、そこには不自然な同性愛行為も見られなければ、性犯罪もない。
     
※イスラム系部族は、女性のベールや一夫多妻の印象からか、性に厳格で男尊女卑の価値観のように考えられていますが、ムハンマド自身が禁欲や去勢に対して否定的で、性に対して極めてオープンであったことが知られ、イスラム教社会にはトアレグ族に限らず(母系性社会の名残を残した)性に肯定的な社会が多いようです。
     
<アフリカの女の子の一番の幸せは何かの率直な答え>
テレビでみた内容です。アフリカの未開部族の女の子たちに、「あなた方の毎日に幸せ(喜びや楽しみ)は何ですか」とインタビューしていました。「私の毎日の幸せは夜にみんなから(4〜5人くらいらしい)セックスをしてもらうことです。毎日夜が楽しみです。」とうれしそうにみんなが答えていました。恥じらいなどまったくなく本当に幸せそうでした。
     
     
現在社会においては、セックスレスの蔓延や草食男子に見られる性の衰弱現象が見られる一方で、ますます進む性の低年齢化や性の乱れ現象、ネット等に見られる偏った性情報の氾濫などの問題も存在しています。
このような閉塞した現在社会の性問題を突破していく為にも、人類にとっての「性」の意味、そして活力源としての「性」について、未開部族の社会などに真剣に学んでいく必要があると考えています。