数年前の話
すでに社会人だった俺は時々妹に小遣いをあげてた
高校の帰りにファミレスでメシ誘って、食べたあとに小遣いあげたら
「援交みたい(笑)」
と無邪気に言われたのがキッカケ
ちょ、オマ、声デカいしw
とテンパりまくったけど、なんか単なる可愛い妹が急にエロ可愛いい妹になってしまいハァハァした

「援交とかしてる友達いんの?つか、オマエまさか?」
「するわけないでしょ、お兄ちゃんがくれる小遣いだって貯金してるくらいのマジメな妹ですっ」
って言ったあとベェーって舌出して悪戯っぽい微笑み

なんか弾けてしまい
「処女?w」
って聞いちまった(笑)
妹、爆笑、飲み物吹き出しながら
「ちょ、実の妹に何たる質問w」
と言い残し、ドリンクバーおかわりへ

俺もさすがに実の妹に何たる質問!wと反省しつつ、妹の成長ぶりにちょっと遠い目…

ま、2歳しか年齢違わないんだが

「気になる?気になる?妹に彼氏いるかとか気になる?嫉妬とかする?」
って、
それから数日間は妹からメールの嵐

ハイハイ、って感じでテキトーに返信してたら

「真剣に答えてくれないなら援交してやる」

と、聞き捨てならないメールを最後に交信途絶える
実家に電話してさりげなく妹の所在を確認するも不在
この時、すでに零時過ぎ

居場所なんかわかるワケないんだが、バイク走らせ右往左往する俺
先日のファミレスの前通りかかったら、窓際の席で手を振る女
満面の笑み浮かべた我が妹を発見

「ちょ、おま、なにやって…」

しかし、フルフェイスのメットのまま入店し、屈強な夜間アルバイトに捕まる俺

妹がやってきて説明し解放された

とりあえず親に連絡、テキトーな理由付けて俺が送るか、
俺のアパートに泊めるから安心汁、と無事を報告

妹、よく見ると泣き腫らしたような目
その割には、
「お兄ちゃんのアパートへgogo!」
なんてノリノリで外へ出て行った

追いかける俺
しかし屈強な夜間アルバイトに「お会計!」と捕まる俺

アパートに着いてからは説教モード、
兄らしく振る舞いつつも妹のここ数日の言動にハラハラドキドキ

んで、妹が重い口を開いた
「見つけてくれてありがと」
ん、まぁなんとなく居る気はしてた
「支払いもありがと」
まぁファミレスの支払いくらい今の俺の収入の範囲内、俺食べてないけど

んで、こっから妹、超早口!
「援交どころか彼氏もいないしこんな深夜にファミレス一人で入るのだって怖かった
けっこう私マジメに生きてきたつもり勉強も部活も一生懸命やってるし
成績だって悪くないお兄ちゃんだって知ってるでしょ私がんばってるよね
それに私意外とモテるんだから最近だって何人か付き合って欲しいって言われたけど断ってて
友達からは○○君超イケメンなのにナニしてんのあんたレズなのとか言われたり
ってゆうかまだ処女ですどうでもいーかもしれないけどとにかくお兄ちゃんいい加減にして」
「は?」

いや本当に、は?、って感じでもう一度
「は?」

妹、自分でも、ヤバい興奮しすぎか?、みたいな表情を一瞬見せるもまた早口で喋り出す

「もーほんと頭にきたなんなのいったいなんなんですかなんなんでしょう
高校だってほんとは一緒の学校入りたかったのにお兄ちゃん男子校とか選んでるし努力でなんとかなる問題じゃなくてどんだけショックだったか
んじゃ大学は一緒のとことか考えてたらプロ入りとかなんでそういうこと勝手に決めちゃうわけ
まぁいいもう終わったことは!
やっぱ最近のこと話す」

「う、うん…」
俺、圧倒されて、事態の本質にまだたどり着けていなかった

「お兄ちゃん気軽にご飯食べるかとか誘ってくるけど私前の日の夜から超大ハシャギで親からなんか良いことあったかとか聞かれてええまぁとか答えたり本当にもう疲れた
この間なんかスポーツ新聞の片隅にお兄ちゃんの名前あって心臓止まるかと思ったちょっと止まった気がした
友達にサイン頼まれたとか言って書いてもらったけどサイン実は私の部屋にあるしかもなぜか隠してあるし
とにかくもう…」

「とにかくもう?」

「ってかわかるよね、ここまで言えば…」
「俺のファンか?」
「そうそうずっと応援してますって違ぁ…まぁ違うくもないんだけど、もうやだお兄ちゃん本当にやだ援交してやる」
「つかその脅し結構効くからやめてw」

ここからまた早口
「だからそんなこと私しないって言ってるでしょなにが悲しくてお兄ちゃんからもらった小遣いは貯金して遊ぶ金欲しさに援交とかありえないつか貯金だって信じてないんでしょ通帳見せようか見せれば信じるのか」

「何を?」

妹急に恥ずかしそうに
「まだ処女だって…」

「いや、ちょ、そこ?
論点そこだったのかよ?」

「ちちち違うけど私にとっては結構重要なのにお兄ちゃん援交とかばっか言うんだもん私してないって証明したい」

「いや、ちょ、そこ?
論点ズレてきてない?つか援交援交言ってるのオマエだし」

「だよね」

「うん」

「なんかもういい、たぶん伝わらなかったけど、スッキリしちゃった」
妹ため息ついて疲れた表情

伝わらなかったけどってw
こんだけ暴れておいてww

つか興奮しすぎて記憶の端々トンでるんだろう
けっこう重要なセリフ吐いてましたよね

いちお確認しとくか
「結局何が言いたかったワケ?」

「いや、結構な勢いで伝わってきたから、今更確認しなくてもいっかw」

なんか俺、恥ずかしくなり照れ笑い

「え?全然伝わってないでしょお兄ちゃん昔っから鈍感だし」
妹真顔で答える、その表情に他意なし

ナニこれ天然?
オマエさっきまでどんだけ兄貴に好意むき出しだったんだよ

それからあんま妹をメシ誘わなくなったw

妹も天然ツンデレとでもいうやつなのか
あからさまに好意を剥き出しってのはその時だけだった
アレはよっぽど発情したのだろうか

ってのが数年前の出来事

すぐプロ失格になった俺は、大学入り直して、今春、妹の同級生になったw

ちょ、合コンとか、楽しすぎw
なんて周りの奴らに調子合わせてはいるが

妹と一緒に住み始め、先週末とうとうヤッちゃった

負けた、完敗

つか俺、よく数年間我慢したと思う

んで先週末、
合コン帰りの酔っ払った同級生、しかも兄でもある俺は、
妹に尋ねた

「まだ処女?」
「は?ナニいきなり」
「真剣に聞いてるから真剣に答えて」
「はい…そうです…」
「なんで?」
「何でって言われても…」

酒の勢いで強気だった(笑)

妹スンゲ慌ててた
さすがに自分が兄に好意を抱いているってのがバレバレなのはもう自覚してたからね

俺冷静に問う
「つかどこがいいのこんな人生踏み外した兄貴」
俺、色々遭って、半年くらい病んでいた

「人生語るのまだ早い、人生これからだから」
妹、マジで俺を心配する
色々迷惑もかけたからなぁ

「勝手に俺が決めたけど、オマエ今年のミスキャンパスだな」
「嘘か本当かわかんないけど、お兄ちゃんに誉められたの久しぶりだw」

妹、笑ったと思ったら、涙ボロボロこぼれはじめた

「ちょオマ、いきなり泣きすぎ」
「花粉症だから気にすんなw」

とか言いながら妹大泣き
°・(ノД`)・°・

俺そんな妹を見て、なぜか欲情w
上半身脱がせてブラだけにしてみた

「つか、なんで今このタイミングw」
妹鼻水出てるし

「わかんないw俺もうダメだわwなんでオマエ妹なわけ」
このセリフ聞いて、妹大喜び

「やっと私の気持ちわかったか!思い知れ!」

「いやずっと思い知らされてたけどw
正直オマエの存在プレッシャー、カッコよい兄貴でいなければとかホント無理してたw」

「えー無理させてた?wごめんw」

とか言いながら下も脱がせ、パンツ拝見、オマエ処女のクセしてムラサキでしかも透けてるじゃん

アタマきた、ブラむしり取ってやる

つか、おっぱい小ぶりなw
あってもシーカプ
ここで美巨乳とか炸裂するほど人生甘くないからw

容姿はアレだ、今ならAKBとかに似てると盛り上がるんだろうけど、それもねーよ

モーニング娘。だよ
本名知らね、よっすぃーとか呼ばれてる娘いたろ、アレ
アレより可愛いわ、正直

んで半裸の妹から、
「明るすぎるし、シャワーは浴びたい」
と割と真面目に言われた

俺も割と真面目に
「一緒にお風呂入りたい」
と言ってやった

妹は無言で俺の服を脱がせ始めたので
それが返事だと判断した

パンツ脱がせて勃起したチンポ見た妹から
「ケダモノ!」
と割と真面目に言われた

無視して浴室にお湯はりにいった

結局、シャワーでよくね?とか言われて、
一緒に湯船でジャブジャブするのは消滅

妹と仲良くお風呂とか夢見てたので残念無念

「髪洗ってあげたい」
その一言で俺ご機嫌取り戻し、妹からシャワーかけられながら、いちお滝修行でニンニン

「誰?w」
「俺もよくわからんw」

緊張するわ実際、妹よオマエよくそんな楽しそうにしてられんね?

「なぁ、妹」
「なに?」
「今ならまだ、久しぶりに一緒にお風呂に入ってはしゃいじゃった兄妹で終わりにできるけど」

「私は無理w」
「いや俺の方が無理だからw」
「いや絶対私の方が…」
「いやいや俺のほうが…」

こんなやり取りがベッドinまで続いた

お互いサラっと局部は自分で洗った
キスとかもちろんまだ
口じゃ何だかんだ言っても、お互いまだ半信半疑、いつでも止められるよう警戒してる感じ?

部屋の電気消し、ベッドに横たわる俺
ベッド下で妹なぜか正座w

「あ、あの…お兄ちゃん」
「は、はい」
「私、あの本当に初めてなんだけど」
「初めてじゃなければOKってわけでもない問題なんだけどなw」
「だね、処女か非処女かなんて、二の次だよねw」

「そう問題は最近インポ気味の俺が勃起するかどうかだよ」

布団めくる妹
「クリア!w」

「つか妹相手にケダモノw」
「おま、そのケダモノに想いを寄せてきたくせw」
とか悪態つきながらも、布団めくってスペース作ってあげたら、
妹横にスベリ込んできた

「温かいね」
なんて言いながら顔寄せてくる
超可愛いんですけどー

「つか初体験の緊張とかねーの?」
「ないwお兄ちゃん絶対優しくしてくれそう、私自信あるw」

なにその自信、俺を見つめる真っ直ぐな瞳やめて

「つか本当に初めて?んで今からやるの、俺と?」
「大丈夫だよ、今まで何度もイメトレはしてきたw頭の中で週末はいつも抱かれてきたw」

「誰にだよ」
「お兄ちゃんにだよぉ」

このときにもう後戻りできないと覚悟した